見出し画像

初海外!台湾旅行を語る話⑥〜中正紀念堂&豆花編

 お昼ご飯も食べ、二日目の台湾観光をいざ再開。午後からの目的地の一つは中正紀念堂である。ここで台湾観光にあまり興味のない方に説明しよう!中正紀念堂とは、中華民国の初代総統である蒋介石の功績を讃えて造られた巨大公園であり、敷地面積はなんと25万㎡もある。その中央に位置する本堂には蒋介石の座像が置かれており、そこでの衛兵交代式を見ることも今回の主な目的地。ということでMRT中正紀念堂駅を出ると、目の前にはドドン!とダイナミックな景色が!!

日本ではなかなかお目にかかれない広さ!!

 やはり、台北でも人気の観光スポットらしく、多くの外国人観光客や修学旅行らしき一行が写真を撮りまくっていた。写真でどこまで伝わるか分からないが、広大な敷地と巨大な建物で距離感がバグってしまうのは私だけではないだろう。
 ちなみに本堂に上がる階段の数は合計すると、蒋介石の年齢の89段あるんだって。その他にも色々な意味合いを込めてこのデザインがなされているそうだが、その辺はググってくだされ…。そして私は蒋介石に想いを馳せつつ階段を上がった。少し息を上げつつ階段の先に、いざ蒋介石のブロンズ座像とご対面である。この座像は故郷・中国を向いて座っているのだそうだ。彼の故郷への想いを考えると少し目頭が熱くなってきた…ん!?……扉閉まってません??
 なんたること!この日は何かの理由で本堂閉まってたのであります。(お分かりいただけただろうか。写真を見ても扉が閉まっている)扉の前に白い紙で何か書いてあったんだが、よく読めなかった。というわけで故郷に想いを馳せる蒋介石の座像はもちろん衛兵交代式も残念ながら見れずじまい。でもこの広さで迫力ある巨大建築物を快晴の中見られたのはなかなか良き体験でした♪

 だが、これで少し予定が狂ってしまった。思ったより中正紀念堂の滞在時間が短くなってしまったのだ。何するか〜。そうだ、台湾スイーツ食べよう!ということで豆花(トウファ)を食べに行くことに。豆花、それは台湾伝統の豆腐を使った一品。向かった先は人気店の一つで、自分は落花生の煮込みとタピオカ、きな粉とかき氷をトッピングしたものに黒糖シロップをかけて注文。

ヴィジュアルは少し地味

 そのお味はというと、台湾で経験してきた優しいお味である。台湾スイーツの豆花はいわゆる柔らかい豆腐に甘いトッピングをかけて食べるものなのだが、写真のようなトッピングをしていても甘さ控えめで素朴な美味しさがおっさんの口にも合う心地よさであった。写真で見ると山盛りに見えるが、器もさほど大きくないし、かき氷も乗っているためかあっという間に完食できた。ちなみに、同席したうちの奥様が欲張って里芋を蒸した団子とタピオカとさらに小豆を乗せたボリューム豪華三種載せを注文し、案の定、途中でお腹一杯になっていたのは秘密である。
 豆花は、日本でなかなかお目にかかれないスイーツであるが日本人にも合う味付けだし、甘ったるくない味わいは老若男女にも受けるだろうと思った。これ、お店出したらタピオカミルクティー並みに人気出ないもんかね。でもヴィジュアルが少し弱いもんな〜。映えとは少し距離があるルックスだし。
 日本で再現するとしたらどうやるかなと考えてみた。絹ごし豆腐にシロップかける?いやいや、想像しただけで悪寒が。この豆花に使われているのは豆腐であって豆腐じゃない感じ。豆の風味をなくしつつも食感は紛れもない豆腐。それに杏仁豆腐とも根本的に異なるんだよね。でも私、今回の旅行で食べた美味しいものTOP3にこの豆花をノミネートするくらい、高評価なのでした。

 さてさて、甘いものも頂いた後でこの後の予定はマッサージである。楽しみ〜♪その模様はまた次回。

              ではではTo be continued…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?