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金曜ロードショーとジブリ展に行ってきた話

存在感のあるポスター

 幼少時の思い出の一つに、TVでよく見ていた映画番組がある。
 お目当ての映画が放送される日は、前もって歯磨きを済ませ、寝る準備を整えた上で布団の上で小さいブラウン管から流れる番組OPを見ながら期待に胸を膨らませたものだ。お気に入りの映画番組といえば金曜ロードショー。オープニングで流れる夕日の海岸の映像が美しく、解説の水野晴郎氏のトークも好きだった。
 ある日、たまたまTVで紹介されていた「金曜ロードショーとジブリ展」。幼少期の思い出が蘇ると共にせっかくだから、行ってみようかということになり、いざ広島県立美術館へ♪

 会場に着くと、夏休みということもあってか、ちびっ子たちが多い。が、それだけでなく幅広い世代のお客さんがたくさん。ジブリの作品がみんな好きなのね〜と再認識。

 会場内はというと、まずは撮影禁止エリア。ここではジブリの歴史とともに金曜ロードショーで流れたジブリの作品を時代ごとの世相と照らして展示されていた。中でも興味深かったのが絵コンテの数々。宮崎駿と高畑勲では絵のタッチが違うのは周知の事実だが、絵コンテでも、それぞれの絵の作り方が違うのが素人目にもよく分かった。

 続くエリアは腐海ゾーン。「風の谷のナウシカ」に出てくる腐海の生物たちを立体化したエリアで写真撮影OK!

ナウシカが助けた子供の王蟲がお出迎え
巨大な王蟲の眼も時間と共に色が変化する

 有名な王蟲を中心に、腐海に入り込んだ雰囲気が味わえる。ナウシカの劇中では、腐海の表現が凄かったため幼心に恐怖を感じたものだが、おっさんになっても腐海の中に迷い込む恐怖感は味わえるのね。発見でした。

 お次のエリアはいわゆるフォトスポットである。様々なジブリ作品のポスターを意識した写真が撮れるいわゆる映えスポット!おっさんが恥ずかしげもなく、各現場にスタンバイされているスタッフさんに写真を撮ってもらったのがこちらだ!

何がすごいってショーウインドーに映り込む女性の絵まで再現してるとこ!
モロの君は大きいのね

 他にも色々な作品のポスターレイアウトに沿った写真が撮れるので、これはこれで楽しいし、映え写真を求める人にはたまらないのではないかと思う。

 最後は物販エリア。付箋からポスター、ポストカードと様々なものが販売されていたのだが、私が買ってしまったのがこちら!

フライデーおじさんのフィギュア!お高め!!

 金曜ロードショー2代目オープニング映像に登場するフライデーおじさん。宮崎駿監督によるデザインで、なんでも30分?くらいの短時間でデザインされたんだそうな。何気にこのデザイン好きなんだよな〜。シャレオツに飾りたいと思います!

 というわけで入場して1時間半近く、楽しむことができた。昔から慣れ親しんだ金曜ロードショーとジブリアニメの色々なところに触れられて、感慨深いものもありましたとさ。

              ではではTo be continued……

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