Airbnb story 書評


今回はエアビーアンドビーの書籍を読みました。


内容は、エアビーがどのように生まれ、どのような価値観を持っていて、今後はどうなるのかまで把握できるような内容でした。
あとは理念を掲げて事業を立ち上げることがとてもワクワクするものだと体験できるました。読んでてとても興奮しました。


そして今回は、本を読む前に目的を決めてから読むことが速読につながると誰かが言っていたので

①エアビーの競争戦略を学ぶ
②シェアリングエコノミーのサービスについて学ぶ
③根本の発想から学ぶ

上記の3つを設定して読んでいきました。実際に学んだことを書いていきます


①エアビーの競争戦略
エアビーは現在も大変人気のあるサービスとなってますが、実はエアビーのようなシェアハウスサービスは以前にも存在しています。例えば、カウチサーフィンドットコムとか。

その中でなぜエアビーがこれだけの人気を獲得したかというと、結論様々な要素があると記述されています
具体的には、エアビーは元々朝食付きの宿を提供していたが、それを廃止してホストの負担軽減したり、決済のシステムを改良してスムーズな宿泊体験を提供したり、アプリケーションのデザインをシンプルで映えるものにしたり、他の競合はは別荘など郊外宿泊ニーズに答えていたが、エアビーは都市部の宿泊先のホストを多く抱えていたため、バッティングをあまりしないかったなどです。

いろんな要因があり今につながっていると思いますが、根本は以下のエアビーの理念からきていると思いました

世界中を居場所にする。

この理念に徹底して拘り、顧客にとって最適なサービスを提供していることが一番の競合に対する優位性に繋がったのだと思いました。



②シェアリングエコノミーのサービスについて学ぶ

この本でシェアリングエコノミーサービスの特徴もある程度は知ることができました。

1つは、買い手と売り手2つのマーケットプレイスを展開し、手数料を得ること。エアビーで言うと、宿泊がしたい買い手と、宿泊先を貸したい売り手の2つです。

2つめは、既存産業を破壊するようなサービスが多いと言うこと。エアビーもホテル業界や広義の旅行業界に様々な影響を与えていることから、すごく納得できました。


ちなみにネットで調べてみると、シェアリングエコノミーは個人が保有している遊休資産の貸出を仲介するサービスとあり、エアビーはその元祖と言われているそうです。



③エアビーの根本発想からの学び

3つ目はエアビーがどうやって生まれたのかと、創業者3人の性格などから成功の秘訣を学ぼうと思い意識して読みました。

まずエアビーの誕生についてですが、元々起業を考えていたブライアン・チェスキー(現CEO)と、ジョー・ゲビア(デザイン担当)の2人が、払う家賃もままならない状況で、当時住んでいたサンフランシスコで国際デザイン会議という大きな催しがあり、家を貸すことで家賃の足しにしようという考えで始めたものだそうです。

実際他にも起業のアイデアは考えていたみたいで、その中でたまたまタイミングが良かったのでやってみようとなったこのサービスが今のエアビーに繋がっているということで、めちゃくちゃストーリーあるなぁと感じました。

そしてこの話から
①起業家も多作(いろんなアイデアを考える人)であるべき
②タイミングが全て
だと思いました。起業に限らずですが。


読んでいただきありがとうございました!!
#書評 #ビジネス書評








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?