半分、黒い。

実はスピリチュアル事に傾倒しております。

(久々に再開したけどまた長期逃亡・・・と思われない様、フェイントでの連続投稿ですが、のっけからまた何か言い出したな、と思った方は今回はスルーして下さいな。)

まぁそのへんの事はこの辺の話(https://note.mu/outou_ryo_ko/n/nb600dc725508)とかでプンプン臭ってくると思いますので、すでに気づいている方もおられるでしょうが、今回の帰国に付随した話という事で。

4年半ぶりの帰国なので、やりたい事い〜っぱい!・・・と言うよりは、
久し振り過ぎて友人知人に会うので一ヶ月が終わってしまいました。
そんな中、実はメキシコ居住中の7年前から傾倒しているスピリチュアル系の方が、滞在期間中トークセミナーを開催するので、好機逸すべからず!とばかりに嬉々として参加して来ました。

御本人のお名前はここでは伏せますが、著書を上梓された記念のセミナーで、本にまつわる内容やそれに関する質問に答えるというもの。
その中のトークで
“日本は神の国とよく言われるのですが、確かに世界地図を見ると(霊視をするとという事)本当に日本の部分は白いんですよね”
と言われたのです。
それを聞いた私は『はて?』とひと疑問。

そこで最後の質問タイムで、誰も質問しなくなった頃を見計らって、以下の事を聞いてみました。

「先程の“日本は白い”と言われたことについてなんですが、白い国と黒い国の違いはどこにあるんですか?例えば国家元首がダークサイドに取り込まれているなら、そこは黒い国になるんでしょうか?また現在黒い国が白い国になったり、逆もまた有り得るんでしょうか?」

それに関してのその方の答え。

「黒いというのは・・・例えば己の利益のために、悪事をしたり人を殺すことも厭わないとか、他人の命を利用する事を全く疑問を持たず行えるような人の事を言います」
(と、ここで武器携行を推奨する国・組織や、国民の命の事などを考えず内乱、戦争を繰り返す国や政府高官の事などかな〜と考える)
「対して白いというのは、震災時の日本人のように、自己の事だけ考えず、非常時でも他人のことを思いやって行動できる様な人のことをいいます。なのでその国のトップが黒い白いで決まるのではなく、その傾向の人が多い国、というので国の色は決まるのです。だから黒が白になる、というのはなかなか難しいのですが、白が影響を受けて黒くなる、というのはあり得ることだと思います。」
と返ってきました。
そしてすかさずその方は
「ちなみにチュニジアは・・・」と切り出し

「白黒半々、といった感じです。今までの国もそんな感じですね」
と言われました!

最後の部分に関しては、この方の透視パワーというのではなく、種明かしをすると、好機逸せず!の私は前日にその方がサロンで行っている、スピリチュアルセミナーにも参加していたのでした。
と言っても別にいかがわしいものでも何もなく、自分のスピリチュアルを育てよう!的なセミナーだったのですが、その時に自己紹介で
「現在はチュニジアに住んでまして、その前はブラジル、ブラジルの前はメキシコでした」
と言ったので、そこを拾って話していただいた、というコトの顛末です。

しかしチュニジアは、やはり白黒半々の国だったのか〜、と納得する事しきり。

ここ最近のnoteでクソチュニジア!クソクソチュニジア!!と悪口ばっかり書いてますが、そこはこの国の黒い部分の人たちのことで、こんな国でもやはりいい人たちがいることも事実。
いい人はおっとりしていて本当に優しいし、日本語クラスの生徒たちは、本当に真面目で勤勉な人が多いのですが・・・・。

人に優しくできる人は、基本上流階級や生活に余裕がある人なのです。
なので大半が貧乏人のこの国は、やはり人から詐取したり、ズルをして出し抜かないと生きていけない人、またそうする事に罪悪感を感じない人が多いと言うことなんでしょう、悲しいかな。

最近、日本から20年ぶりにチュニジアに旅行に来た人にお会いして、話を聞いたのですが
「20年前に比べると変わりすぎててびっくりしました。以前はみんなおっとりしてて親切で、イスラム教徒的な奥ゆかしさがあって、会う人会う人みんな優しくしてくれて、ヨーロッパに比べるとここは天国だな、と思ったのですが、今はカバンや携帯をむしり取られるなんて・・・変わってしまったんですね」とがっかりされておりました。

私はこの国を、自分が子供の時の日本みたいだな〜と思って見ているのですが、日本が約40年で別次元の国になっているのに比べ、たった20年で
“半分、黒”くなってしまったチュニジアに発展はあるのだろうか・・・と
思ってしまいます。

白を黒にすることは出来るけど、黒を白にするのはなかなか難しいらしいので、まぁ無理なのかもしれませんね。
住んではいますが、何だかんだ恨みに思うことも多いので、チュニジアの行く末を縁ある限り冷ややかに見ていこうと思います。
心境は割に複雑、なのです。


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