【詩】顔を修理するも追いつかぬ

老婆の刻む深皺

渦巻く律動の吉兆

来迎の表出された足取りは

あくまで

あくまでも

沈黙は重い

小僧の贅言は恐懼の震撼

辱恥の転移し多弁は醜悪の命

深皺に及ぶこと皆無と知りぬ