【自由詩】二度目は目覚めない曇天の朝

そんなに優しくて傷は消えない

無意識のお昼寝はやけに無表情で無情

注射の跡が塞がない理由

言いたいことの代わりに絶賛

嘘つき笑顔も

ホントはなくなる

ウソは熔ける

偶然はなくてキミだから

バカにされてヌスまれてナグられてハダカにされて
ナブられてナンドもナンドもナンカイもナンカイでも

残念だけど悲惨でもない人生が

ノロノロダラダラ続く

キミは初期衝動ダケの感性

街から消えよう

現実に中心はない

70億人のなかの

ひとりでいい

ふたりならかなりシアワセ