【散文詩】ブラウン的な進化説

齧歯類に逡巡はない

そもそも目が据わってる

無慈悲に銃爪を引く殺し屋の瞳

依頼するなら齧歯類へ


両生類は咀嚼しない

そもそも口が扁平だ

どんなにデカい図体も

両生類は呑み込む

当然、歯医者は不要不急


秩序はエントロピー漸進

議論の前に先ず殴る

そして交渉が始まる

問答無用の殉死

埴輪にして欲しかった