【詩】微苦笑の天使たち

公園のブランコに揺れる無垢

幾星霜にきみの細胞の開花

張りつめた皮膚が弾く涙に浮かぶ微苦笑

桜の満開に別離の門出

逢えぬ運命に悔いもあるか