プログラミングの第一歩が始まらない人へ

最近、私の身の回りでも割とプログラミングをしたいと言っている人が増えてきました。
良いことです。ゲーム作ったりツール作ったりサービス作ったり、プログラミングでできることは多いので、できて損はないですからね。

ただ、プログラミングを学ぼうとして、参考書も買って、さぁスタートだ!って言ってから、まともに書けるようになる人を一人くらいしかしらないんですよね。

気になって「今どんな感じ?順調?何作ってるの?」と聞くと「参考書読んでるけどよくわからん」という返答が結構あります。

ここからは私の持論です。でもはっきり言います

参考書読んでるだけじゃプログラミングは学習できません

目標を持ってプログラミングしよう

ただただ、参考書に書いてある例に従ってプログラミングを進めるのはやめましょう。
モチベーションがもたないですし、具体的なゴールが無いのでだれてしまいます。

だから、目標を作りましょう。

なんでもいいです。じゃんけんができるソフトとか、簡単な計算機とか。

革新的じゃなくていいんです。
始めは自分の「できそう!」と思うものを作りましょう。

目標があればゴールがあります。ゴールがあればそれに向かってゆく力になります。そしてゴールをすれば成功体験が得られ、より高いゴールへ向かってゆく新たな力になります。

参考書の例だけ見ている一方通行のプログラミングでは、上のような膨大な力を無駄にしているとも言えます。
勿体ないですよね。

まぁそもそも実務になれば、仕様書通りに作らなければならないので嫌でも目標ができますから、その練習だと思ってもいいかもしれないですよ。

とにかく書こう

プログラミング言語は書きながら覚える言語です。
参考書を見て知識を蓄えるのは、はっきり言って無駄です。

参考書の例文を見てわかった気になったのは、本当にわかった気になっただけです。
実際にプログラムを書かないと、どのように動いて活かせるのかが見えてきません。

だから書きましょう。

なんも書けなくても、全然知識無くても、書きましょう。
エラー出しまくりましょう。

人間は失敗から学ぶ生き物です。

エラーが出たら、そのエラーで検索してみましょう。
大抵は記事とかが出てきて、そのエラーはこんなエラーですよって教えてくれます。

そうやって次は間違えなくなったり、同じエラーが出ても解決できたりしていきます。

大体プロだってエラーを出します。別にエラーくらい恥じることなんて無いです。エラーは潰せばいいんです。これも勉強ですから。

参考書は辞書として使おう

参考書は、例文がめちゃ載ってる優秀な辞書です。

書き方がわからなくなったら見ればいいです。
初歩的なことは大概網羅してます。

ただ、ちゃんと説明を読んでから例文を使いましょう。

「なんの処理してるかよくわかんないけど動くから良いや」はダメです。
これがいわゆるコピペプログラマーです。

例文を自分のプログラムに使う際は、ちゃんとプログラムの内容を理解しましょう。

理解して初めて、プログラムしたことになります


以上が私が思うプログラミングの入門方法です。
まとめると

・目標を持ってプログラミングしよう!
→目標がないと達成感が無く、だれてしまうので

・見て覚えるんじゃなくて実際に作って覚えよう!
→プログラミングはあくまで手段で、覚えても使えなきゃ意味がないので

・参考書は辞書として使おう!
→サンプルが詳しく載っている優秀な辞書なので

こんな感じでした。

プログラミングはとても楽しいので「始めようかな~」と言って全く一歩が踏み出せない人は、思い切って作りたいものを作り始めてみてはどうでしょうか?


w: Minato86

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