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東京で海外気分が味わえるスポット~アメリカ編~

こんにちは😊
前回の記事では、コロナが生み出した新たな需要「長距離ハイヤー」についてお伝えしました。

前回の記事はこちら📝


また、9月の投稿である【東京で海外気分が味わえるスポット〜ヨーロッパ編〜】には目を通していただけましたでしょうか?
まだの方はこちらからチェックできます📝


今回は、東京で海外気分を味わえるスポットのアメリカ編をお届けしようと思います!!
前回とは少し視点を変え、近代的なフォトジェニックなスポットを2つ歴史的なスポット2つご紹介しようと思います🏢

〚フォトジェニックなスポット〛
1.福生ベースサイドストリート

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 JR青梅線 福生駅の近く、車で新宿から1時間ほどの横田基地に面する国道16号沿いに「東京のアメリカ」といわれるほどアメリカの雰囲気を感じることができる街が続いています。
 福生市は東京の西部に位置し西多摩の玄関口であり、昭和20年の終戦と共に旧陸軍の施設は米軍に接収され横田基地ができました。その後、昭和22~45年にかけて基地関係者や一般居住者が急増したことにより昭和36年に 福生ベースサイドストリートが誕生しました。横田基地関係者を対象として発展してきた経緯からアメリカンなショッピングストリートであることが特徴であり、昭和60年には東京都モデル商店街の指定も受けています。 

 近年では、アメリカの街並みを感じることができるフォトジェニックスポットとしてSNSを中心に注目が集まっています!!
 どの辺りがアメリカンでフォトジェニックかというと、、、、

☆建物

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 他にはない建築遺産のひとつであるアメリカンハウスが存在します!
 終戦後の昭和25~30年にかけて1,000棟以上建設され、現在でも数十棟余りがこの地域に残っています。昭和 33 年に建てられた米軍ハウスを利用した「福生アメリカンハウス」は 50年代当時の雰囲気が再現されており、見学自由のギャラリースペースでは福生の歴史も知ることができます。

☆飲食店

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実際に、Demode Dinerでハンバーガーをいただいてきました🍔ハンバーガーのボリュームに驚き、ジューシーで美味しかったです!

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Hoopでは、ベーグルをいただいてきました🥯ベーグルは、ベーグル特有のずっしりとした感じがなくモチモチでリピートしたくなるお味でした!カフェも中にあり、ベーグルを使ったハンバーガーなどのメニューが楽しめます!


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他にも日本で初めてピザを出したといわれるNICOLAなどボリューム満点本場の味を楽しむことができます✨

☆雑貨屋 

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 70 年代頃「米軍ハウス」と呼ばれる平屋が若者の間で人気となり、そこから独特なファッション、音楽、アートなどが福生ブランドとして発信されてきました。
 輸入雑貨などがあり、ウィンドウショッピングだけでも楽しめるお店がたくさんあります!

☆イベント
 毎月第2日曜日に開催されるフリーマーケットインターナショナルフェア、基地内で行われる友好祭などイベントがあります!
 海外の方も大勢いらっしゃるので様々な国の方と触れ合うことができ、日本では中々お目にかかれない珍しいアイテムが並びます。
 イベントの詳しい情報はこちら→http://www.fussabasesidestreet.com/event/

2.STARBUCKS RESERVE ROASTERY TOKYO

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 いや、アメリカがスターバックスの本場なんて知ってるよ!と思われた方もいるかもしれません。 

 日々帰国者送迎をしている弊社のアウトドアプランナー(ドライバー)は、車内でゲストと多く会話させていただきます。その中で、アメリカからご帰国された方と盛り上がったのが、、、日本のスターバックス問題!
 アメリカは確かにスターバックスの本場なのですが、こんなに建物や内装にこだわっているのは日本のスターバックスだけであり、よく現地でも話題になるそうです。
 ちなみに、、、日本のスターバックスは、1996年に銀座松屋通り店を1号店として店舗が広がっていきました。


 今回紹介するのは都内のフォトジェニックなスターバックスのひとつ、中目黒にあるSTARBUCKS RESERVE ROASTERY TOKYOです。
  何が特別かというと、、シアトルに1号店がオープンして以来、上海、ミラノ、ニューヨークに続き世界で5店舗目のスターバックスのロースタリーです。本場の味プラス日本ならではのアレンジがある特別な1杯にきっと出会うことができます!


 一から建物を設計、建築したのは日本が初めてなんだそうです。4階建てになっていて、1階はSTARBUCKS RESERVEであり、メインバーではバリスタの方とコミュニケーションを取りお好みの1杯に出会うことができます。ロースタリーならではの魅力は、飲み比べができることです。ショップや日本発上陸の「プリンチ」で本場イタリアンベーカリーを楽しむことができます。

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→実際にCRÈME BRÛLÉE LATTEフォカッチャをいただきました!提供までは、コーヒーを抽出するために15分ほど時間がかかるようです。パリパリになった表面を割ってから飲むという新しい飲み方です。ヘーゼルナッツの香ばしさのあるほろ苦い特別な一杯でした。建物だけでなく、お店全体がフォトジェニックだと実感しました! 

 2階はTEAVANAであり、コーヒーではなくお茶の概念を大きく広げるティバーナの味わいを体験することができます。細部までこだわり抜かれた2階のフロアでは、春になると窓から中目黒の桜並木を眺めることができます。

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 3階はARRIVIAMOであり、コーヒーとカクテルの融合を楽しめる大人の空間になっています。バーテンダーにお好みを伝えて、お好みのドリンクを楽しむことができます。このフロアにはテラスがあり、春には目黒川の桜並木を上から眺めることができます。平日16時より席の予約を取ることができます。
予約はこちら
https://www.tablecheck.com/shops/reserve-roastery/reserve

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 4階はAMUであり、セッション、コーヒーテイスティング、パネルディスカッションなど、さまざまなイベントが開催されるラウンジです。セッションの内容とご予約はホームページよりご確認いただけます。
https://www.starbucks.co.jp/reserve/roastery/floor-4.html

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こちらの建物の設計は、オリンピックスタジアムを手掛けたことで有名な隈研吾さんです。
隈研吾さんについて書かれた過去の投稿はこちら


STARBUCKS RESERVE ROASTERY TOKYOの建物のこだわりポイントを3つご紹介します!

⭐︎中央に4階の高さまでそびえ立つ銅のキャスクは、日本または目黒川の桜の木々への敬意の印です🌸

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⭐︎凸凹な天井は何をモチーフにしているかというと、、折り紙!光と影が踊るように反射します°˖✧

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⭐︎フォトジェニックなスポットなのが階段です!1箇所目は、1階から2階への階段にあるティーカップウォール☕️日本屈指のタイル職人が手作業で取り付けたそうです。

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2箇所目は、2階から3階への階段にあるスターバックス リザーブのコーヒーカード5000枚☕️歴代のスターバックス リザーブのパッケージが貼られ、とてもカラフルで目を惹きます。

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一見複雑な建物でオーダーの仕方が分からないと考える方もいらっしゃると思います。実際には、入口にたくさんのスタッフさんがいらっしゃり注文の仕方から店内の利用の仕方まで丁寧に教えてくださいます。どこのフロアでもオーダー可能で、座る場所も自由です。

〚歴史的なスポット〛

 ここからは、東京にあるアメリカと関りが深い建物を2つ紹介します。
 歴史的な背景として日本は、第二次世界大戦の敗戦からサンフランシスコ講和条約締結までの約7年間、連合国軍最高司令官総司令部 (GHQ/SCAP) の占領下に置かれました。76年経った今もなお、歴史的な建造物が現存しています。

3.明治生命館(対日理事会議場)

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 東京丸の内、皇居の目の前にある歴史的な建物が明治生命館です。1934年3月、3年7ヵ月の歳月をかけて竣工しました。どんな建物かというと、1945年9月12日から1956年7月18日までの間、アメリカ極東空軍司令部として接収され、この間1952年まで2階の会議室が連合国軍最高司令官の諮問機関である対日理事会の会場として使用されました。GHQのマッカーサー総司令官もこの会場で開催された会議に何回も出席していたと言われています。実際に、現在もマッカーサーの執務室は今も当時のまま保存されています。
 建物は、コリント式(古代ギリシアの建築で、代表的な建物はローマのパンテオン)の列柱が美しいネオルネサンス様式(19世紀前半からヨーロッパで始まり、日本を含む世界へ波及した建築様式でルネサンス建築に基づきながら当時の荘厳さや各地の新しい建築方式を織り交ぜたもの)です。古典主義様式の最高傑作として高く評価され、1997年5月に昭和期の建造物としては初めて国の重要文化財に指定されました。
 設計は当時の建築学会の重鎮であった東京美術学校(現:東京芸術大学)教授岡田信一郎さんです。岡田信一郎さんは、大正から昭和初期にかけて歌舞伎座、ニコライ堂修復、日本銀行小樽支店など、建設当時から話題になった作品を多く手がけた建築家です。 
 現在、1階ラウンジ利用については3月2日から臨時休館です。再開日についてはホームページより確認できます。
公式サイトはこちら→https://www.meijiyasuda.co.jp/meiji_seimeikan/index.html

4.旧前田侯爵家本邸 

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 井の頭線駒場東大前駅から10分程の目黒区駒場公園にあるのが、旧前田侯爵家本邸です。旧前田侯爵家本邸には、洋館和館があります。
 この建物がどうアメリカと結びつきがあるかというと、戦後連合国軍に接収された米国第5空軍指令邸でした。のちには、マッカーサー解任後の連合国軍最高司令官リッジウェイの宮邸として利用されていました。
 建物は、1929年に旧加賀藩主で加賀百万石前田家16代侯爵前田利為の本邸として洋館、翌年には和館が建築されました。洋館の建築様式は、イギリス・チューダー様式(イングランドの15世紀末頃から17世紀初頭までの建築様式)を取り入れ国重要文化財にも登録されています。最初は洋館のみを建設する予定でしたが、のちに外賓のための施設として和館も計画されました。洋館1階は晩餐会を行なう重要な社交の場で、2階は家族の生活の場でした。
 建物だけでなく、小物にも工夫がされています。例えば、玄関やベランダにあるプランターには前田家の家紋が入っていて、和館の襖引き手にも同じ家紋が入っています。他にも照明器具など特徴的なものが多数あるため、訪れた際に見つけてみるのも楽しいかもしれません。入館に関する最新情報はホームページより確認できます。
公式サイトはこちら→https://www.city.meguro.tokyo.jp/smph/kurashi/sports_koen_yoka/koen/omoshiro/komaba.html

https://www.syougai.metro.tokyo.lg.jp/sesaku/maedatei.html

 
5.終わりに

 今回は、東京で海外気分を味わえるスポット〜アメリカ編〜をお届けしました。前回のヨーロッパ編とは違う、東京にある魅力を再発見していただけたら嬉しいです! 緊急事態宣言が明けて飲食店の時短要請も解除され、少しずつですが元の生活に近づいてきている様に感じます。弊社でも観光のご予約も増えてきました。このままコロナウイルスが終息していくことを願いたいですね。 今後も東京のハイヤー会社として、東京の魅力をお伝えできればと思っています! 皆様のコロナ禍での生活が少しでも素敵な時間になりますように✨

アウテック アウトドアプランナー 石原夏帆

コロナ空港検疫情報、随時更新中です✍

福生ベースサイドストリート
http://www.fussabasesidestreet.com/
STARBUCKS RESERVE ROASTERY TOKYO
https://www.starbucks.co.jp/reserve/roastery/
明治生命館(対日理事会議場)
https://www.meijiyasuda.co.jp/enjoy/open/
旧前田侯爵家本邸
https://www.city.meguro.tokyo.jp/gyosei/shokai_rekishi/konnamachi/michi/rekishi/hokubu/kyumaeda.html
https://www.syougai.metro.tokyo.lg.jp/sesaku/maedatei/history.html 
『東京グローバル散歩~身近なところから世界を感じる東京歩き~』    山川出版社


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