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OutSystems : 1. ODC Studio の概要


どうも。あうとです
ここでは基本的な使い方の説明になります。固有の名称や役割などをきちんと理解しておきましょう。

基本的に OutSystems の ODC を用いた開発では Studio と Portal を利用することになります

ODC Studio とは

OutSystems Developer Cloud Studioは統合開発環境(IDE)です

作成できるアプリ

以下の3種類を作成することができます。

  • アプリケーション

  • ライブラリ

  • テンプレート

ライブラリにデータを保持することはできませんが、複数のアプリケーションで利用するブロックやロジックなどを作ることができます。テンプレートを用いるとアプリケーションを新規作成する際にテンプレートとして利用することができます。テンプレートはアプリ名を「Template_」で始める必要があります

4つのタブ

これらのタブを駆使してアプリケーションの開発を行いますので、どこに何があるかしっかり覚えましょう。個人的にはこのアイコンと役割を覚えておくと直感的にそれが何か理解できるのでおすすめです

ODC Studio のタブと要素(※)

Interface, Logic, Data タブ

Web アプリケーションの3層構造を作るとイメージするとより理解しやすいかと思います。 Web アプリケーションの3層構造についてはぷっとさんの記事が非常にわかりやすいです

Processes タブ

Cron ですね。毎日、毎週など決まった時刻に処理を実行することができます 

デプロイ

Development 環境へのデプロイ 

True Change と呼ばれ、グリーンの「Publish」の際に Development 環境にデプロイができます。Development 環境以外にはデプロイできません。Development 環境以外にデプロイする場合には Development 環境にデプロイ後に各ステージに ODC Portal からデプロイします

True Change の種類(※)

「Error found」の場合にはエラーを解消するまではデプロイすることができません。エラーの状態で他人に見てもらったりしたい場合は、以下のようにメニュー -> Export -> Save で oml ファイルへ保存して渡す必要がありそうです

oml ファイルへの Export

他の Revision を開く

Open Other Revision で開き、該当の Revision を開くことができる。便利!

Open other revision
Revision 一覧

共同作業によりマージ作業

複数人での共同作業時に、差分の比較やマージすることもできます

まとめ

  • 今回はそれほど難しい内容はありませんが、Studio でできることをしっかり理解しておきましょう

  • 記載はしませんでしたが、Clone や public element の取り込みなど基礎的なことを理解しておきましょう

参考


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