ネトフリ版デスノートをみたという話。
どうも。「もぶなおと」と申します。
今回はネトフリ版デスノートを見たので、自分用の感想ということで記事を認めてみました。
経緯としては、某映画レビュワーが動画を上げてて、本作のLのビジュアルがあまりにも衝撃だったのでこれは見るしかないぞと思い試聴に至った。正直部分部分致命的にダメなところがあるだけで、まぁ見れなくもないレベルだったかな…というのが俺の感想。
で、致命的にダメな部分はほぼ全て「半端な原作の引用」だと思った。映画のオリジナル要素を含みつつも、中途半端に原作の引用をするから全体的にちぐはぐになってる。
例えば、冒頭のふるまいが、本作のライトは天才でもない一般的な学生である、的な説明になっていたと思うんだけど、その割にキラとして新世界の神を目指し始めて、実際足がつくような真似ばかりするから見てて「それバレんじゃないの?」みたいな感想が出てくる。
で、多分最もこれの割を食ったのはLで、Lは原作設定ほぼそのままのやつが出てくるんだけど、すぐ感情的になるし、うっすい証拠でライトをキラだと断定してリスキーな行動に出たりするから「こいつ本当にLなんだろうか...」って気持ちになる。
ワタリを殺された恨みから、錯乱しながら拳銃持ち出して絶叫しながら車で町中を爆走するLは正直めちゃくちゃ面白かった。こんなの往年のデスノMAD職人でも思いつかんやろ。
あと機敏すぎる。そんなに動けんて、L。
オリジナル要素を出して映画にするのであれば、デスノートとそのルールだけを舞台装置として切り取って、『キラになるかならないか、ライトの葛藤を描く』、みたいな方向性のほうがおもろかったんじゃないかなぁと思いました。
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