応募紹介(5)　人間は弱い生き物ですね。。

第３回應武茉里依奨学金への応募の際に「私とあなただけの秘密で！」を選択してくださった場合には、できるだけ匿名性を担保した上で 私のメッセージのみ公開していきます。写真は全然関係ない、世界一周中ペルーでぼーっとする私です。

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あなたへ

はじめまして
応募ありがとうございます。

あなたとこうして縁が生まれたこと とっても嬉しくおもいます。

自分は対象ではないのではないか？
そんな想いをもちながらも
こうして応募してくださったこと
本当にうれしく思います。

「自分の気持ちを文字にしている」
という表現をみて、あぁ好きだなあとおもいました。

まず先に気持ちがあって
それを言語化していく作業を
常日頃やっている実感が私にはあります。

あなたの言葉に込められた想いを想像しながら
ぼんやり思ったことを書きたいなと思います。

私は、最近
「信頼」にあまりにも縛られているのかもしれない
と思い始めました。

私は仕事をする上で
“一緒に働きたいと思って
もらえなくなったら一生の終わり”
くらいに思っています。

だから
無責任なことはしない…
無茶をしてでも約束は守る…
守れない約束はしない…
まずは相手が何を望んでいるのか…
その上で自分が貢献できることは何か…

そうやって自分の評価をあげていくことに
重きをおきながら、これまで生きてきました。

おかげでよかったこともいっぱいあります。
「安心して仕事を任せられる」
「とりあえず任せておけば、なんとかしてくれる」
そんな言葉をもらえるようになりました。

けれど、
「できるかわからないけれど、やってみる」とか
「どうなるかわかんないけれど、やってみよう」とか
そういったものからは遠ざかってしまったのかも
しれないな、と思っていて。

だから
「信頼」というものが
自分を縛っているのかもしれないな
なんて思うようになりました。

“自分が必要とされない”
“自分の居場所がない”
“存在意義を感じられない”

そんなものに怯えて生きている気がします。
困ったものです。

「あなたは無条件に愛される」なんて言われても
うまく受け取ることができない。

愛を受け取ることにも技術がいるなんて、ね。

「何もしなくても、ここにいてもいい」
と　どこにいたって私が想えるようになれたなら
その毎日は きっと豊かな気がしていて

だから 向き合っていきたいと思っているところです。

さて、
怖くて眠れなくなるかもしれない
過呼吸になるかもしれない、
不安がたくさんあることがわかっていて
それでも「自分が本当に１人になる環境に身を置く」
と決断したあなた。すごく素敵だなと思いました。

そして、
「行かない理由を探していかない
　選択をとってしまいそうな弱い自分」
に気づいて向き合おうとしているあなたはもっと素敵です。

「人間は弱い生き物ですね。。」と話すあなたが
あなたの壁に どう向き合っていくのか、
とてもとても気になっています。

よかったら、文通しませんか？

旅行先で海外から日本の家族や友人に向けて
手紙を書いたことはありますが、
日本から海外に宛てて手紙を書いたことはありません。

「海外の友達と文通してるんだ」
って ちょっとかっこいいし　笑

そして帰国したらたくさんの手紙をかかえて
ぜひ、あいましょう。

「うわ、あの時の自分こんなこと言ってるよ」
なんて笑いあえたら楽しいかな、なんて。

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