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SDGs:目標7の問題解決に向けて

はじめに

SDGsとは、2030年を達成年限とし、17つの目標と169のターゲットから構成されている世界共通の持続可能な開発目標のことです。SDGsは今現在でも世界で問題となっていることや状態を解決するために策定されたもので、私はこの問題に対し人々が少しでも危機感を持ち、解決に向けて取り組む精神が根付いたら良いと思って書いています!

さて、今回は「目標7〜9」です。過去に「目標1〜3」と「目標4〜6」の投稿もしていますので、よかったらマガジン「SDGs」をご覧ください。↓↓↓


ゴール7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに

すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーのアクセスを確保する

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まずは、まだエネルギーとは何かよく知らない方もいらっしゃると思うので、実際にどのようなエネルギーがあるのか、そしてどのような場面で使われているのか見ていきましょう。

エネルギーには、素となる「一次エネルギー」と、それを加工して生まれる「二次エネルギー」があります。私たちが普段生活の中で使用しているエネルギーは基本的に後者の二次エネルギーです。

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主なエネルギーとしては以下のようなものが挙げられます。他にも再生可能エネルギーとしては太陽光や風力、水力、地熱、バイオマス発電などがあります。

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↓日本の現状↓

では、本題に入りましょう。日本人は生活の中で当たり前のように家電を使ってをしています。しかし、世界人口のおよそ1割、7億8900万人は電力なしでの生活を送っています。

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上記のグラフは電気を利用できる人の割合(%)を国ごとに表しているもので、日本は100%電気が回っている状態であることがわかると思います。それでも、なおSDGs達成項目にゴール7が入っていないのは何故でしょうか。

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それは、SDGsが持続可能な開発目標だからです。つまり、「エネルギーをすべての人々が安全に且つ持続的に使い続けることができる」がゴール7の目標ということです。

要するに私たち日本人が考えなければいけないことは、「安全性の見直し」と「エネルギーロスの削減」「環境破壊の阻止」だと私は考えます。

↓対策↓

冒頭にも説明しましたが、今までの私たちの生活源は石炭・石油などの第一次エネルギーを燃やすことによって生まれるものでした。しかし、そうすることによって二酸化酸素が排出され、環境は破壊されていく一方です。私たちが生活面で電力を生み出していかないと持続可能な社会を創るどころか悪化させてしまいます。それほどまでに、この問題は深刻なのです。

そこで、「安全性の見直し・エネルギーロスの削減・環境破壊の阻止」の3点において同時に防ぐ方法は再生可能なエネルギーを各家庭で生み出すことだとニュース番組や専門家も言っており、私もその考えに賛同します。再生可能なエネルギーを一軒家や私有地で発電できる装置として、太陽光パネルや小型風力発電機などが上がります。しかし、これらの設置費用が高いことや、余剰売電*をするにしても設置費を戻すのに10年以上かかってしまうことなどの理由から見て、メリットが少ないと思います。結果として、設置をする人は少なく、一向に持続可能な社会を創ることができません。

*余剰売電:太陽光発電で得た電力を自宅などで使用し、余った電力を電力会社に売ること。

このような課題に対して私が思いつくこととしては、誰でも自由に電力をシェアできる時代になればいいなと思っています。具体的に言うと、余った電力を高い価格で買ってくれる人や電力を寄付したい地域や家庭に自由に打ったりできる世界。このサイクルが生まれれば、利用する人も増え、第一次エネルギーからエネルギーを生み出すこともなく、一人一人が持続可能な社会のために貢献できると思います。


最後に

少し長くなってしまったので今回は目標7で区切ります。

次回は「目標8, 9」です。ありがとうございました。




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