エッセイ:メンヘラの独り言
ある時から自分以外の全ての人が、ただの人形に見えるようになった
動いて、喋る、でも無機質に感じてしまう
そんなふうに見えた
これは"異常"らしい
理解ができなかった
人は常にお互いの腹を探り合い、上辺だけで会話し、関係を作る。
そんな身勝手な生き物だ、と…常日頃から思っていたからだ
事実、心配の声なんて滑稽でむしろ笑えてきたよ
「大丈夫?」「あなたが大切だから」
じゃあ、そんな人達に「たすけて」と一言伝えて、何か変わった?
何を施してくれた?
そういうものだ、と生きてきた
次第に人が人形のように無機質で、利用するだけのものになった
結局自分以外の人間の事なんか、本質的にはどうであろうといいのだ。
この身勝手さも人間らしさである証拠じゃない?
自分を押し殺し、ただ無機質な上辺だけの表情で生きるのがもう嫌になって
分かりたい人は多いと思う、それを出来てない自分は確かに社会不適合者なのかもしれない。
でもこれは、私のこの振る舞いは、多くの人が羨むものでしょう?
自分らしさは自分で決めて、酸いも甘いも選り好みし、嫌いなものを遠ざけて…
誰よりもらしくあれる"それ"を、人は簡単に否定してくる
嫌になるね!
でも安易にこの世から消えれないの、死ぬの怖いから
だからなんとか、最低限の努力と最低限の辛さを受け入れて…作り笑顔で振る舞うの
いつかは報われると信じてる
んなわけないけどな、大人の世界はそんな優しくないんだよ!!!!
感情がごちゃ混ぜになるような、クソみたいな世の中だけど
人の作る"コンテンツ"は楽しいから
精々諸々利用して、てきとーに生きてやろうな!!
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