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"やりたいこと別"建築学生向けPC購入のすゝめ

建築学部に所属するとまず悩むのはPC選び。種類が多すぎて何を選べばいいかわからないですよね?

ここでは、建築学生の使うソフトが必要とするPCスペックから逆引きして、どんなPCを購入すればよいのかをご説明します!尚、建築業界でこの頃注視されているCADには”←重要”との記載を入れました。ご参考までにどぞ!

2DCAD編(低スペック ~10万円)

2DCADを触れないと何も始まらん!建築学生がPCを持つうえで最低限死守したいスペックです。(途中で物足りなくなるかも、、、)2DCADではよくこんなソフトが用いられます↓↓

JWCAD 推奨スペック

AUTOCAD 推奨スペック

3DCAD編(中スペック 15万円前後)

3DCADは建築業界において今後ますます普及していきます。国交省は2023年までに全ての公共事業にBIMという3DCADを応用した技術を原則として導入することを公言しました。建築業界は今まさに3DCAD導入の渦中にあるのです。

SchetchUp 推奨スペック

Rhinoceros&Grasshopper 推奨スペック ←重要

Revit 推奨スペック ←重要

Archicad 推奨スペック ←重要

Vectorworks 推奨スペック

Adobe編(中スペック 10万円程度)

就職の際に何かと求められるAdobeソフト。学生のうちに使えるようになりましょう。

Illustrator 推奨スペック ←重要

Photoshop 推奨スペック ←重要

CG編(高スペック 15万円程度)

近年、高スペックPCの低価格化により、CG導入への敷居が低くなっています。建築学生の中にもCGに挑戦する人が数人みられます。表現の美しさにこだわりたい場合、短時間で綺麗なパースを複数枚出力できるCGの恩恵は絶大でしょう。
twinmotion 推奨スペック ←重要

Unreal Engine4 推奨スペック

LUMION 推奨スペック

VR接続型PC編(高スペック 15万円~)

自分のつくった作品を実寸大で見てみたくなったときにVRが魅力的です。壁紙などをカスタマイズして自分好みの空間に模様替え。あなたもいつかやりたくなるときが絶対に来るはず!※15万円~はVRゴーグルを差し引いた値段です。

Oqulus Rift S 推奨スペック ※twinmotionを併用

HTC vive 推奨スペック ※twinmotionを併用

WindowsとMacのどっちを選べばいいの?

ソフトによってWindowsとMacの両方に対応しているものと、Windowsにしか対応していないものがあります。ですので、必ずソフトがどのOS
に対応しているのかを予め確認してください。現状、Windowsの方が融通が利くことが多いです。

Note PC とDesktop PCのどっちを選べばいいの?

同じ価格のPCを買った場合、Desktopの方が性能が2万円分くらいいいです。また、CGやVRなどで高負荷な処理が行われる場合、排熱性が重要になるのでDesktopはお薦めです。しかし、大学生は自宅外での活動も何かと多いので、NotePCの恩恵を受けることも多いでしょう。用途に応じて検討してみてください。

最後に

非常に悩ましいPC選び。高価な買い物なので先輩やインターネットなどから情報を集めつつよく悩んでからPCを購入してみてください!皆さんのPC選びの一助となれば幸いです。

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