イメージの考察 建築と色と言葉
イメージは一瞬で感じ取られるものであり、体験は時間の経過で感じ取られるものである。ここでは住宅における什器と立面のイメージを視覚的に考察する。イメージとはモノの形、色、質感によって発想されるものである。美しい・寂しい・豪華な・閑静な ―空間というように形容詞・形容代名詞で表現される。一方で体験とは何らかの動作によって生じる感情の移ろいである。楽しい・悲しい・意外な・リッチな ―体験というように形容詞・形容代名詞で表現され、また 興奮した・失望した というように動詞でも表現され