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生活の中のサステナビリティ~スマートシティ デンマーク

4月もになった頃、北海道と同じような気候のデンマークはこのころ桜が満開!今年は恒例の桜まつりはコロナのおかげでオンラインでの開催となりました。コペンハーゲンのいたるところに桜の木は植えられていますが、特に人魚姫の像のある近くランゲリニエの公園ではアンデルセンの高木さんが植えられた桜が本当にきれいに咲いています。

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デンマークでは今、いたるところで都市開発が進められています。コペンハーゲン空港と市内の間にあるオアステッド地域では世界で初めて国連の持続可能な開発目標、SDGsすべての要素を取り組んだ「UN17 Village」なるものが建設中です。コンクリート、木やガラスなど、リサイクルされた材料から作られ、エネルギーはもちろん持続可能なエネルギー、太陽光などを利用し、屋上では住民の憩いの場の庭園を作ったり、雨水を濾過して再利用できるようにしたりもします。また持続可能な建物を作るだけではなく、持続可能なライフスタイルの機会も作ってしまうという!まるで未来のユートピア?ですね!

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エコデンマークの有名建築家のビヤーケ・インゲルスデザインの8Talletもオアスタッド地区にあり、エコタウンハウスとしてとても人気があります。476のアパートには個人のバルコニーまたは庭もあり、周りは水と緑がいっぱいの、自然の環境も整った素敵な街になっています。建物もおしゃれで水に映った姿も素敵!1階にはカフェもあるんですよ。実は私の友人もここに住んでいるんです!うらやましい!

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そして、同じくビヤーケ・インゲルスの新しいプロジェクト、これは海に浮いているアパートです!物価の高いデンマークで、エコを意識して、おしゃれで快適な生活を学生に提供することを目的につくられたものです。別の場所で組み立てられ、運んできて設置できるので、移動にも便利?!3つのコンテナには1階にはカップルで住める大き目のアパ―ト3部屋、2階には一人暮らし用のアパートが9部屋あり、屋上は共有の場となり、BBQもできるようになっています。海の上という場所がら、夏はお部屋から海に飛び込むこともできます!世界中の都市で今、ウォーターフロントで人々が経済的、社会的、文化的に楽しめる場所を作る努力をしているそうで、そんな中で生まれたのがこのアーバン・リガ―です!住んでみたくなりますよね!

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4月21日からそろそろレストランも開き始めたコペンハーゲンです。1日も早く国境が開くことを心待ちにしています。

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