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友引シェア

6/20のこじみシェアから。
毎週土曜9時にYouTubeで生配信してます。

先週土曜は友引だったので、ちなんでシェアについて話しました。

シェアとは、shareです。日本語では共有。どんな意味でしょうか。

シェアの意味

わたしの周りでよく使われているシェア意味ランキング!

1位 発信する

これはソーシャルネットワークなどで記事を投稿するときに使われる言葉ですね。友達や知人に対して、これいいよ!とか、これすごい!なんていう風に発信するときにシェアするといいます。

2位 分け合う

大皿料理をみんなで一緒に食べたり、コストコで買ったパンをおすそ分けしたり。特大サイズはお得だから後でシェアしない?なんて使います。最近では自転車もレンタルバイクではなく、シェアバイクになってきていますね。

3位 分担する

仕事や役割を一緒に担当するときにも使います。タイムシェアとか、ジョブシェアとか、言い回しが出てきました。仕事の大きさにかかわらず、複数人で仕事を分担する時代になってきました。

何を分け合うのか

このように、シェアというと、何をどのように、が気になるわけです。実際に、「シェア」というベストセラー本でも、何をどのように、が主題として書かれています。10年前の本ですが、当時から「どんなものならシェアでビジネスになるか」が話題になっていて、わたし自身も非常に興味がありました。

退職する1年ほど前、ファザーリングジャパンの安藤哲也さんから「こじまさんが自分をシェアするのがいいんじゃない?」と言われ、面白そうだけど何もシェアできるものがないなーと思っていました。とにかく、何を、ってところがとんでもなく難しいと感じていたんですよね。

誰と分け合うのか

ところが、実際にシェアを始めてみて心がざわついたのは、「誰とシェアするか」でした。3年前、自分の持てるものを社会に差し出したい、そう思ってシェアすることを決めました。起業したい、経営したい、ビジネスしたい、そういう思いはなかったのです。シェアしたい、ただそれだけでした。理由は割愛しますが、その方法として探した結果が株式会社でした。自分が持っているもので、社会から求められることをシェアしようとしたら、驚くことが2つ起きました。

1つ目は、支払いなしで持っていくひとが存在していたこと。
2つ目は、なぜかわからないけれど、シェアしたいと思えない人が存在していたこと。

1つ目をわたしはテイカーと呼んでいます。一般用語にもなりつつありますが、ギブせずにテイクだけする人ですね。
2つ目を嫌いな人と呼んでいます。(そのままやないかーい)多くの場合、嫌いではありません。正確には、好きではない人なのですが、わかりにくいので嫌いな人としています。好きになれない理由は明らかにしないように気をつけています。

シェアすると決めたのに、誰とシェアするかが重要になってきたように思えたとき、これはまずいなと思いました。なぜなら、シェアしたい目的をこれまで繰り返し考えてきた結果、ひとりじめしない、だからです。

ひとりじめしないこと

シェアすることと、ひとりじめしないことは、微妙に違うのです。シェアするときに、誰と、を重要視すると、それは「選んだ誰かと一緒にシェアすること」となり、そのうちそれは、「特定の人たちと共同所有すること」になります。わたしは共同体をつくりたいわけではないのです。行き過ぎた利益追求をしたくないだけです。

ひとりじめしないことは、ただただ、ひとりじめはしません、の意味です。自分または自分の好きな人たちだけで所有することをしません、の意味です。シェアする相手が誰であってもいいのです。

そう考えたら、わたしが差し出すものをテイカーが持っていこうと、嫌いな人が持っていこうと、それはどうでもいいんですよね。

そういう話をしてみて、わかりました。まだまだ自信もって言える状態ではありませんね。テイカーが出てきたら何かお返しを求めたい気持ちがこみあげることがあります。嫌いな人と会うと渡したくない気持ちになります。

人間がまだまだできていないねぇ。。。

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