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正しさより優しさ in USA

今日は課題であった‘’正しさより優しさ‘’をアメリカでどのように実践するかを、リアルで試すことが出来た日であった。

仕事でかなり近いポジションにいる彼女とちょっと衝突😅。お休みが1日欲しいという。もちろんOK、その代わり他の日に出勤してくれるか?と聞いたら、彼女の言葉が荒立ち始めた。要は、この状況で自分は他の誰よりも仕事をしている。そして、自分が時間外にも仕事をしているのに今まで何も文句いったことがない。なのに、他の日に出勤してくれなんて、そんなこと言われてショックだということだった。

彼女の言うこともわからないではない。確かにとても仕事はよくしてくれるのは間違ないし、時間外でも対応をしてくれている。しかしだ。時折ある家の事情で早退したり、出勤が遅れたり、個人的な用事で仕事で数時間抜ける時も、今まで一度もNOといったことはない。そして、今時短で営業しているので、毎週10時間以上彼女の労働時間をカットしているが、お給料は同カットしていない。他の誰よりも仕事をしているのは、それなりのタイトルもあり、それに対しお給料も比例しているはずだ。

彼女の口から発せられる言葉を聞いた時、オカンは最初、ガッカリした。😞失望したというと大げさなのかもしれないが、彼女がそういうことを言うなんて想像もしていなかった。彼女の言葉を聞きながら怒りの感情も出てきてしまっていたので、このままでは感情的に言い放ってしまう可能性があると気が付いたので、あとで改めて話すといって電話を切った。

電話を切って、最初の数分はモヤモヤ😟がマックス・・・。うわー、何で?という気持ちしか出てこない。落ち着こうと紅茶を入れ、ソファーに座ったら、ブルースが追いかけてきて膝に座ってくれた。しばらく無邪気なブルースを撫でていると次第に心が落ち着いて行くのがわかった。

そして、ふと、オカンは自分の感情にしかフォーカスしていない!と気が付いた。自分が嫌な気持ちになっている。それだけしか考えられていなかった。

彼女は、どういう気持ちでオカンにそれを言ったのか?今この状況がニューヨークに戻れないことになっているとしても、理由はどうあれ、オカンはそこにいない。その中で、仕事をこなしてくれている。それよりも何よりも、今の今まで彼女にこんな気持ちにさせてしまっていたのかと思うと、自分のマネージャーとしての力不足と、人としての資質が足らなかったのだということが分かった。従業員の公平を守るためにも、会社の規則は規則として守っていかないといけないが、それを以下のように伝えてみた。

①彼女が嫌な気持ちになってしまったことを素直に伝える。
②彼女がいつもとてもよくやってくれていることを認めて、感謝する。
③私はコミュニケーションは出来ていると思っていたのだが、それは私のひとりよがりだったこと、今後は彼女がもっとオカンに何でも伝えやすいように努力する。
④会社なので、従業員全員に対し公平性を保つ必要がある。今回のお休みは今まで時間外に対応してもらった時間に対して渡すので、別の日に働いてもらう必要はない。

と、彼女に伝えると、サンキュー、私のことをよく考えてくれてありがとうと。これで終了。時間にして、事がおこってから30分で終了。よくよく考えてみると、感情の波を乗り越えずに、乗りこなしていた、わ・た・し。 

正しさよりも優しさの実践というよりも、正しいことを優しさを持って伝えたという言い方の方が正しいのかもしれない。それでもこれはオカンにとって大きな一歩。これからもビジネスの場で、そしてアメリカで実践していけるのか。このExperiment はまだまだ続くのであった・・・。


カナダあるある 49

今日はVICTORIA DAYという祝日。本来であれば、夜は花火が上がってベストシーズンの幕開けとなるのだが、今年は花火は当たり前のごとくありませんでした。


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👇ここのサロンのおかげで色々気が付けるようになってきました。


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