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本当に強い人とは●●な人!

最初におたずねします。
 
あなたは
“強い人”と聞いたとき
どんな人を思い浮かべますか?
 
・能力が高い
・逆境に強い
・誇りを持っている
 
どれも間違いではないと思いますが
僕ならまっさきに
“人を頼れること”
と答えることでしょう。
 
 
というのも以前の僕は
人を頼るのがすごく苦手な人
だったんです。
 
今振り返ってみると
なぜそうだったのか不思議なくらいなのですが、
プライドが無駄に高かったんですよね。
 
なんとなく、
「人を頼ったら負けだ。
 自力でやらないと意味がない。」
みたいに思い込んでいたフシがありました。
 
音楽の専門学校時代は
特にその考え方が強く、周囲からは
「自信家に見える」
と言われることがよくありました。
 
ですがそれは大きな誤解でした。
 
なぜなら僕は
ただ強がっていただけで内心は
いつもビクビクしていたからです。
 
勉強しても分からないことだらけ。
周りの音楽人はみんな凄そうに見える。
こんな質問したら初心者丸出しでバカにされそう。
 
こんな思考で過ごしていた僕は
長い間伸び悩むことになります。
 
 
そこから約10年の時が流れ・・・
 
人を頼ることをせず、
独学でカバーしようとするのにも
流石に限界がきていました。
 
そんな僕にある日きっかけやってきます。
ある有名音楽ユニットのAさん
との出会いです。
 
Aさんにはありがたいことにかなり
積極的に構って貰えました。
 
最初は少し警戒しましたが
実力者なのにまったく偉ぶらない気さくな性格に、
僕も次第に心を開くようになっていったのです。
 
特にありがたかったのは
僕が抱えてる音楽の悩みを
自分事のように一緒に考えてくれた点でした。
 
貰ったアドバイスを実行してみると
少しずつ疑問点が解消されていきました。
 
僕はこのときに気づいたのです。

自分がいかに
つまらないプライドに縛られて
大事なことを見失っていた
ということに。
 
“聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥”
ともいいます。
 
自力で調べようとする姿勢は
一見良いことに思えますが、
自力で解決しないことを続けても
正解にはなかなか辿り着けません。
 
今では、本当に困ったときは人を
頼りながらでも前に進める人の方が
強い人だと思うようにりました。
 
ダサいって思われてもいい。
初心者だって思われてもいい。
 
だけど、自分を応援してくれる
“未来のファン” のことを想ったら
こんなところで足踏みをしている場合じゃない。
 
 
あなたも創作活動で
困ってることの1つや2つくらい
あるのではないでしょうか。
 
もし今の自分にどこか停滞を
感じているのでしたら、
まず自分が困っていること、
よく分からないことを周囲の仲間に伝えてみてはいかがでしょうか?
 
仮に周囲に頼れる人がいない場合は、
今どんなことで悩んでいるのかを
僕にコメントで教えてください。
 
即答はできないかもしれませんが、
個別あるいはnote上にて
解答したいと思います。

それではまた次回お会いしましょう。

作曲家・音楽理論講師
おおうらまさひろ

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