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民主主義のメモ

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民主主義について、ニュースで考える。
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#マスメディア

「根拠が分からないものの拡散に自分は加担しない」という話

▼能登半島地震をめぐって、2024年1月8日「北國新聞」に載っていた、兵庫県立大学教授の…

能登半島地震報道の局面が変わった話  「北國新聞」2024年1月8日付などを読む

▼能登半島地震が起きてから1週間経った。局面は変わった。以下、引用の太字は引用者。 「北…

まだボランティアに行けないし、行ってはいけないという話(その3) 「北國新聞」2…

▼能登半島地震について。2024年1月7日付「北國新聞」28面に、〈能登へ大挙、渋滞さら…

まだボランティアに行けないし、行ってはいけないという話(その1) 「北國新聞」の…

▼電子版が普及して、実に便利になった。各地のブロック紙・県紙が、携帯電話で読める。 ▼北…

コロナ禍で浮き彫りになった感染症差別の話

▼感染症差別といっても、今号は、新型コロナウイルスの患者が差別される話ではない。 ▼コロ…

ウクライナ戦争は「アメリカが管理する戦争」である話

▼10日ほど前、ドイツの戦車をウクライナに供与するかどうか、が日本語の国際ニュースの大き…

他国を救わないと、自国がとても損をする話

▼「三田評論オンライン」に載った、ゲイツ財団日本常駐代表の柏倉美保子氏のインタビューから。(2021年2月15日) 友人から教わったのだが、とても興味深い話だ。 ▼ゲイツ財団は、「COVAX(コバックス)ファシリティ」という、途上国にもコロナワクチンを行き届くようにするシステムづくりに努力しているのだが、先進国のなかでは、日本は最初に手を挙げた国だ。これを筆者は日本人として誇りに思う。コバックスは、いまは参加国が190カ国を超える。 ▼興味深いのは、このシステムを支える

朝日新聞が信濃毎日新聞に続いて東京オリンピック中止を訴えた件

▼きのう、信濃毎日新聞が東京オリンピックを中止すべきだと書いた社説を紹介したが、全国紙で…

信濃毎日新聞が東京オリンピック中止を訴える社説を載せた件

▼2021年5月23日付の信濃毎日新聞に、東京オリンピックを中止すべきだと訴える社説が載…

「法案のミス多発」と「政治主導」が深く関係している件

▼最近の日本経済新聞のコラムで面白かったもの、の続き。 2021年3月28日付の「春秋」…

神戸の神出(かんで)病院で性的虐待が横行していた件

▼読んでいて、反吐(へど)が出る記事、吐き気に襲われる記事というものがある。それは何種類…

小学校の先生の採用倍率が3倍を切っている件

▼小学校の教員の採用試験に限らず、倍率が3倍を切ったら、その合格者に求められる最低限のレ…

保土ケ谷中学が「日本語教室での勉強」を出席扱いにした件

▼移民のニュースには、悲惨なニュースが多いが、素晴らしいニュースもある。2021年3月2…

選択的夫婦別姓が進まないのは「天皇の制度」に深い関係がある件

▼新聞を読んでいると、たまに「日本という国の根源」に触れる記事を読むことがある。 2021年3月24日付の毎日新聞夕刊に、そういう記事が載っていた。選択的夫婦別姓の制度づくりが一向に進まないのは、「天皇の制度」に関係がある、ということを論じた、歴史家の加藤陽子氏のインタビュー。牧野宏美記者。適宜改行と太字。 〈任命拒否 へこたれていませんよ/「相似形の国や時代」から導く普遍性/別姓制へ「個人の尊厳」主題に〉 〈どうしても話を聞いてみたい人がいた。歴史学者の加藤陽子・東京