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黄昏刻に龍ぞ棲む3、お疲れ様でした!

先日6月4日、5日の二日間に渡って開催されました、
黄昏刻に龍ぞ棲む3―閉ざされた雪の世界―ですが、
先日無事に閉幕いたしました。
ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました!!!

ここでは今回のイベントをそれぞれ振り返っていきます。
当日を迎えるまでの事や、当日企画のハイライトまでいろいろ書けたらいいなと思います。
ただやはり当日の二日間よりも準備に費やした期間の方が当然長いので、前半はかなりそっちがメインになると思います。
最後までお付き合いのほどどうぞよろしくお願いします。


まず、イベントを立ち上げよう!

今回の看板絵2枚。実は企画内容も少し関係しています…!

今回の黄昏刻に龍ぞ棲む3は半年前ぐらい前にTwitterにて
「6月にオンリーイベントやるかも」とう予告を行っておりました。
6月4日はちょうどSwitch版九龍の発売日にあたり、今年で2周年目を迎え、カレンダーを見てもそれがちょうど土日に当たるので、
そこに合わせてイベントを開きますというぐらいの告知でした。

じつは前回の夏のオンリーイベント後、
「しんどすぎて次回とか考えないようにしたいです…」とか書いていたんですが、
その夏のイベントで剣風帖と魔都を九龍と組み合わせて企画をやり、
まだ「外法帖」だけが企画として唯一やり残しているなぁというのが頭の隅にありました。

そこで2022年は外法帖20周年記念の節目の年でもあったので
6月4日の(土)の翌6月5日(日)は外法帖を中心に据えたオンリーイベントを行う事にしました。
土日を使った二日間連続開催!!(ドンドンパフパフ)

実はこの時自サークルの本作りがまだ終わっていなかったので、それが終わってからイベントの作業をやろうと思っていました。
イベントの準備も最低1か月ぐらいかけたいと思っていたので、春には脱稿できるかなぁと…。
(※しかしまさか最終的に、イベント直前まで脱稿が伸び、結局原稿とイベントを同時にやる事になろうとは…。なんかもうマラソンしながらサッカーする事になりましたっていうぐらいヤバイ事でした。)

まずは企画を練るところから

TRPGのメモ書き(原型)
どういう役がいて、どういうサークルにやってもらって、
どういうストーリー構成にするかをおおまかに書いたもの。
初稿には「桧神美冬の剣術道場」や「ルイ先生の祖先」についての記述が―。
(※カップラーメンを買った時にもらえた刀剣〇舞のノートに書きました)

今回のイベントは1日目には九龍を、
2日目には外法帖を中心にお送りするとは決めたものの、
イベントに足を運ぶ方々の割合は、おそらく現代のプレイ人口的に
九龍:外法=8:2ぐらいの偏りがあると思っていました。

外法帖は20年前に初代プレステで発売されたソフトであるものの、
血風録というプレステ2を除いて、他はゲームアーカイヴスでダウンロードプレイするしか手段が無かったため、
これらのプレステ1~3、Vitaを持っていない、最近九龍から最近入ってきた人(Switch、PS4版)は九龍より前の過去作である外法帖は存在すら知らないと思っていました。

そうなると「九龍はわかるけど、Switchじゃない作品はわからないから、イベント行っても意味ない。わかんないから興味もない。じゃあ行かなくていいや」と言う人がきっと出てくると思い(それは困る!)
なので…この二つ(九龍と外法)はどうにかして企画でくっつける必要があると思っていました。

そこで、今回のイベントはTRPG企画を最初からイベントの大黒柱に据えて企画を行おうと計画を立てました。

TRPG企画は生身の人間=サークル参加者が、会場でさまざまな役を演じる企画ですが、
例えばこれを外法帖をすでにプレイしている人が「江戸時代の住人の役を演じ、<ここはこういう所で、こんな時代で、こんな人がいるんだ>」
という風に外法帖のワールドガイドをやってくれたら、
外法帖を知らない九龍から最近入ってきた人にも興味を持ってもらえるんじゃないかと思いました

また、Twitterではおそらく普段繋がっていないであろう九龍と外法のファン層が、何か交流する一つのきっかけが生まれたらいいなとも思っていました。

この「黄昏刻に龍ぞ棲む」というイベントはとにかく徹底して人と交流することを主眼に置き、
・どうしたら参加した人が少しでも「独りぼっちで寂しいな」という思いをせずに帰る事ができるか?
・どうしたら人と人がオンラインイベントで出会った時に少しでも気軽にしゃべる事ができるか?
・どうしたら何度でも足を運びたくなる面白い空間ができるか?
という事を念頭に考え企画しています。

この理念が全ての人に伝わるかどうかは定かでは分かりませんが、それでも他オンリーと何か違う点があるとすれば、おそらくこういった部分に違いがあるのではないかなと勝手に思っています。

この九龍と外法の架け橋であるTRPG企画の原案は「血封録」初回限定盤の冊子を元にして、
それに沿った設定やシナリオを1月ぐらいから作り始め、その頃からマップ作りのアイデア出しをノートにまとめていました。


今回のマップ制作はかなり複数にまたがり難易度が高そうだと悩んでいたところ、
前回のイベントでアバター制作をご協力をしてくださった鳩三郎さんが、
「こんな素材サイトがありますよー」とURLを教えてくださいました。

他のピクスクイベントも、現在はこういった素材を使うのが当たり前となっている様子。(知りませんでした!)

素材も、江戸時代マップはとても手書きでは再現キツイと思っていましたが、近年は鬼〇の刃や刀剣など和風ジャンルが流行っていたおかげで外法帖マップにも使えそうな和風素材は結構探せばありました!ありがたい!


鳩三郎さんも「こういうネットの素材を使うだけでいいなら、私もマップのお手伝いできると思いますよ」と仰ってくださり、
・江戸時代とか洞窟とかお店とか
・現代の学校のマップとか(初日の教室やマミーズなども)
その他もろもろお手伝いいただく事になりました。

鳩三郎さん…あの時にお声がけいただいてありがとうございました!
そんな彼女の大活躍ぶりがわかるTRPGに関する話はこちら↓
TRPG解題編・そして…?|note


そしてTRPGと、その他の交流ができる当日企画を考え、
ようやく表に出せるだけの全容があきらかにできると判断して看板絵にまとめあがったのが4月中旬でした。

九龍の同人誌制作制作中に描いたため、制服以外の
江戸時代の服が難しすぎました;
「模様とか何だこれぇええ;」と言いながら描いてました。
(うまく形になってよかった…;)

余談ですが、この看板絵の二人が何か憂う表情をしているのは、
筆者が外法帖のあとの関連作のいくつかを経由して何らかの精神ダメージを負っているためです。(※察してください)
外法帖は1回クリアしたあと、他の関連作を経由してからもう一回戻ってくると結局何を見てもツライので、
外法帖の相棒枠の人…アアアア!!!未来!未来がぁあああああ」という筆者の内面がにじみ出た絵になっています。
(※関連作を通らずに明るく過ごす事もできますので、ぜひ外法帖本編だけでもお楽しみください!ダウンロードをして、ぜひ!プレイしてください!ね!!!!)


いざサイト作り

ピクスクのイベント新規作成ページ

ピクスクでイベント作成をするとこんな感じの画面は表示されます。
イベントの概要などは前回の説明文をそのまま流用しているので、作成自体はそんなに時間がかからないのですが、

今回、サークル参加の皆様とのやり取りが発生したのは主に
中心キャラクター・カップリング名の表記問題で…。

(これ系の注意喚起のツイートがとにかくめっちゃ多かった…)

前回のイベントではこの中心キャラクター・カップリング名に関する設問はなかったのですが、
今回からサークル情報の記入欄として設問を置く事にしました。

ただこれが1900文字ぐらいのすっごい長い説明文だったために、
いざサークルの募集が始まって送られてくる申し込みを見ても、

①明らかに文章読まないで「ノリ」で記入したのがわかる人
②説明文に書いてもいない事を独自に書いてしまう人
③これはやらないでと書いた事をむしろ書いてしまう人

①~③のどれかのパターンに陥る人が全体の3、4割ぐらいおられました。
こちらも複雑な質問文になってしまい、本当に申し訳なかったなぁと思うのですが、それでも
キャラクター名を書いてくださいという質問に対して

【ギャグ中心・ほのぼの】と書いてこられたり、
(もしやお宅のサークルには「ほのぼのさん」というジュヴナイルキャラがいらっしゃる…??;;汗)

人物名】を【フルネーム】でお願いします!というお願いに対し、
「鬼道衆中心です」(←フルネームは一体どこへ…?)などなど
珍解答が続出…;;ナゼ…??

逆に不備が全くないサークルもおられまして、その人たちの事は密かに
国語SSサークルと呼ばれていました。
※国語…九龍に出てくる成績ステータスの一つで読解力がありすぎて依頼人が報酬をいっぱいくれるスキル。
雛川先生が成績伸ばすと褒めてくれる理由がわかったような気が…。


ほか、注意喚起で一番多かったのは主人公の名前の表記に関する事だったでしょうか。
今のSwitch版から九龍へ入った人はあまり気にも留めないと思うのですが、
ほとんどの方が「葉佩は葉佩」という認識でデフォルトネームをいじらず
普段創作活動に打ち込んでいると思うのですが、

外法中心の諸サークルと一緒になると、これがむしろ逆で、
ほとんどデフォルトネームを使わず名前を変えてしまう事が多く、
ジュヴナイル伝奇シリーズオンリーイベントとしてはどうしても主人公は主人公で統一をしなければならないと思いました。
そこで九龍のサークル参加者には「デフォルト名=葉佩」で書いて申し込みしないでくれ、というお願いをしていました。


もう一つちょっと不思議だなと思った話なんですけど…(※以下カップリング論に踏み込みます)
主人公の絡むカップリング表記の話なんですが、
例えば皆主のサークルさんは主人公の事は主人公と書いて「葉佩」とは書かずに申し込みをされる事が多いのですが、
逆に主皆のサークルさんは「葉佩」という個体を出してお申込みをされることがあって、何故なのかちょっと考えていたんですけど、
やっぱり「攻め」になるキャラっていうのはそれだけ能動的に動く1つの個体として認識されているんだな…と思いました。(※葉佩は他のキャラクターと同列の個性・存在として意識されている)

でも短縮表記にすると「葉皆」とは書かず「主皆」になるのも不思議だなぁと…。
すみません、何か主催をしていてこれは不思議だなぁとふと思ってただけの特にオチの無い話なのですが、
たぶん他ジャンルのカプにも当てはまる話なので興味深く思っていました。
(すみません特にこれといったオチはないです!)

そしてついにサークル配置作業へ…!

↑これはサークル配置作業の画面


あれだけサークル皆様と表記に関するお願いを沢山やりとりをした結果、

サークル情報は本当に涙が出るぐらい表記が統一されていて見やすく、
非常にスムーズに配置作業ができました…!!
うわあああああありがとうございます…!!!!!!!!!涙

やり取りをした当時、該当サークルの皆様は
「ちっ、くそ…!なんてサークル情報の記入にうるせぇ主催だ…!」と思ったかもしれませんが、
皆様に根気よくご協力いただいたおかげで、当日も各サークルにアクセスした際も情報がスッキリしていて読みやすく、
見た目にも優しいイベントにする事ができました!!
本当に改めてめちゃくちゃご協力ありがとうございました!!(本当に助かりました!)


そしてサークル配置が完成した後の告知がこちら⇩

一日目は34サークル様!お申込みありがとうございます!
2エリアに分けました!
個人的な事ですが、取手君サークルの横にグランドピアノを置いてみたり、
皆主朝ごはんアンソロを発行するサークルの周りを
マミーズやら食卓で固めさせていただいたのですが
その作業が楽しかったです。
2日目は21サークル様!
TRPGシナリオとも関連した江戸時代マップです!

皆様、この度は6月4日と5日、それぞれにお申込みいただき、どうもありがとうございました!!
終わった今、改めて配置図みるとジーンとするものがありますね。


寄付金の御礼

今回サークルの申し込み時に「サポートプラス」という寄付金を送ることができたのですが、非常に多くの方からサポートプラスを頂戴いたしました。

この場を借りまして、改めて御礼申し上げます!!!

ここにお名前を挙げることは叶いませんが、皆様お一人お一人へ多大なる感謝を申し上げます!!!!
本当にありがとうございました…!!!!!!!!


そして各サークルさんの情報が続々と上がってくるなかで、
だんだんお祭りの機運も盛り上がってきました…!
皆様の非常に高い熱意を感じながら、あっという間に当日を迎えていった気がします…!



そして当日…!!!!

そして色々あって(まだ諸々の準備は終わっていないものの)とうとう当日を迎えました!

初日は11時からのスタートでした。初日のタイムテーブルはこちら↓

看板絵に描かれた各キャラと企画が連動!

いざ出陣!

イベントの入り口…!!!

こうしてイベントの開幕時間となったのですが、
今回は事前に通販競争が起きないよう各サークル様へ
「交流につながるような余裕のある部数の確保を!」「なるべく入稿前に部数アンケートを!」とお願いしていまして、おかげ様で、

毎回のイベントの午前中に起きていた「完売!」のコールも、今回はぐっと減ったように思いますし、
今回はおそらく「他人に勝つために通販サイトに貼りついた」という事例も見受けられなかったと思います。よかった!^^
すごく穏やかなイベントのスタートを切る事ができました!皆様、誠にありがとうございます!

今回、午後からTwitterのスペース機能を使う企画が2つぐらいあったので、しゃべることの練習がてら「会場B〇M」もイベント開始直後…スペースでこっそり…法に触れない程度で主催がその時選曲したものを流していました。
(遊びに来てくださった皆様ありがとうございます)

当日企画群について

ここからはいくつかの当日企画と制作過程、当日の様子について書いていきたいと思います!
まずは12時半から始まったこちらから↓↓

①砲介’sブートキャンプ

実際に使用した告知カード(画は鳩三郎さん)

前回ジュブナイル伝奇の「コアタイム劉くん」という企画がありまして、

これは「変な関西弁を話すキャラ」にちなんで、「皆で関西弁自由にを話してみよう!」という企画だったのですが、

2021年8月に使用した宣伝ページ

前回開催時かなり反響のあった企画でした。
バーチャル空間で違う誰かになれるのって結構楽しいといんですよね^^
これを今度、九龍の墨木君であの軍隊口調の「〇〇でありマス!」でやったら面白そう!と思い今回の当日企画の一つにしました。

またどうぞでありマスッ!っていい言葉だよね…

これをお昼12時半から2時まで行おうという訳です。
さらにこの時間に会場に来ると…なんとマップも変化している!という仕様です。

ホットドッグ大食い大会になってみたり…
自〇隊の車のようなカッコ良い車が止まっていたり…!
哀れ!射撃の的になってしまったヒモロギ…!

この愛にあふれたマップ制作主に鳩三郎さんが行ってくださいました!
(告知絵の砲介イラストも彼女の手によるもの!!!)
マップも当日ギリギリまで粘って下さって…!本当にありがとうございましタッ!!!敬礼ッ!!!!!


バーチャル空間では怪しすぎるトレハン体操

この企画…当初は墨木君風の言葉遣いだけで1時間半過ごしていただく予定でしたが、それだとブートキャンプ(新兵トレーニング)要素が全然ないな…というのが気になっていて、
じゃあいっその事、みんなでラジオ体操みたいに集まってもらいバーチャル上で一斉に運動するのはどうか?と考え、
それにはもうトレハン体操しかない…!と思い採用しました。

噴水前に集合だーッ!!!!!

ブートキャンプ要素となるトレハン体操の音源は幸い手元に持っていましたので、もくりかTwitterのスペースを使ってこっそりゲリラ的にやる事に…。
(スペースに遊びに来てくださった皆様ありがとうございました!)

ちなみに当日はこんな様子でした!⇩
(※動きが忙し過ぎてスクショ取り損ねましたので再現画像でご覧ください)

参加者全員がアバターで一斉に体操をやるという
カオス。
※スペースから流れていた音の存在を知らず、通りかかっただけの人間から見ると
おそらく何かに踊り狂った怪しい集団にしか見えない。

トレハン体操は全部で3種類あり、
ロゼッタ協会Ver、八千穂Ver,皆守Verとあって
これらを3種類ローテーションでスペースから流し続け、なんと合計30分間も体操をやりました。
主催も体操着(ズボンにシャツがinしたトレハン体操の正装)にて参戦。
(指先でアバターを操作するだけなのに、この時すでに汗だく状態に)
いやぁ大勢の皆様に集まっていただき、本当にありがとうございます!!!

※のちほど、あおさんがレポ漫画を上げてくださってて最高にカオスっぷりが再現されておりました!!誠にありがとうございました!!!!
https://twitter.com/naka_gm/status/1533465619483734017?s=20&t=iKWwgMe2c_QqhMfBJefXBg

他にも砲介’sブートキャンプのマップ内で写真撮影を数多くアップしてくださった皆様もありがとうございました!!!!



②トトのタロットカードビンゴ!

お次は15時からこちらの企画を行いました。

こちらのルールは簡単!タロットカードの中から9種のカードを選んでビンゴカードを埋めるだけ!…そうすると
ビンゴが当たれば豪華景品である【ワンドロのお題決定権をプレゼント!】という、なんとも王様ゲームの王様を決めてしまうワンダフルな企画です!

王様の名前のもそれぞれなんとなく九龍に寄せています(笑)

これを15時から行うのですが、先に記入を終えていないと、後から「私はこれを最初から書いていました」と言わんばかりの不正行為ができてしまうので、
皆様には先に記入をしていただきました!
これも結構多くの方がご参加くださいました!誠にありがとうございます。
(中には「この機会に推しを書いてもらい、布教の足掛かりにする!!」と意気込む参加者も…。猛者すぎる…)


この企画もTwitterのスペースを使ってミサちゃんとかロゼッタ協会の音源を流しながら、実際のタロットカード(大アルカナ)を引いていきました!

運命の輪の逆位置…ッ!!

Twitter上でも逐一一枚引きを実況しながら更新していきました。
(あの時分はタイムラインで結構カードの実況で流れが早くて失礼いたしました!)

実をいうと主催は、一人でラジオみたいにずーっとしゃべるという事がもともと苦手で、言葉も全然続かないほうだったんですね。
だけど自分でもくりを開いたり、他の人のもくりへお邪魔したり、
時には他ジャンルOKの全然知らない他ジャンルの人の人のもくりに入室させていただき、ひたすら初対面の人としゃべり続けるという武者修行を数か月続け、少しずつしゃべる事に慣れて慣れてなんとかこの日を迎えました。
(そうじゃないと人馴れしてない人がいきなりスペースでしゃべるなんてとてもとても…!!@@;)
これまでもくりでお世話になった皆さまありがとうございます…!

さて、タロットカードビンゴですけれども、
一枚、また一枚と引いていき、(この作業もけっこう楽しかったです。)世界のカードに始まり、8枚か9枚目のところで立て続けにビンゴが来ました!
結果はこちら!↓
1位)半井さん
(サークル参加枠第一位!!おめでとうございます!)

2位)夏雪さん
(一般参加枠第一位!おめでとうございます!)

3位)琴森さん
(一般参加枠第2位!黒い砂の王…おめでとうございます!)

4位)みかんさん
(一般参加枠第3位!おめでとうございます!)

皆様からいただいたワンドロお題はこちら⇩

ここぞとばかりに推しキャラを投入する王の皆さん↑

そして16時30分から17時30分までの1時間、ワンドロを行い、
ちょっとここには掲載できませんですが、非常に多くの一時間で描いたとは思えない力作が揃いました…!!
※マジで一時間とは思えない作品たちが登場。(決して時間を間違っている訳ではない)
※あと本当に筆の速さが異次元すぎて「彼女だけ精神と時の部屋で1時間過ごして描いてきたんじゃないか?」と参加者の間で語り草となった人がいた…(マジ)※すごい速いよNさん…。

ともかく大量の良作品に囲まれ、一位の半井さんと二位の夏雪さんも大喜び…!!!^0^
詳しくは#黄昏龍3ワンドロワンライにて…!

とてもやってよかった良い企画でした!

すみません、スペースで次々ビンゴが出そろってから早々に大アルカナカードを主催が全部小アルカナと混ぜてしまい…;
(ビンゴを楽しみにされた方々すみません…;)
一回スペースはそこで閉じてしまったのですが、その後ビンゴが出るまでカードを引き続ける【ビンゴ敗者復活戦】もやってました!(なぜ)

7人ぐらい来てくれました。謎の空間に来てくださった皆さん
ありがとうございます!!
(しかもスペースに来てくださった皆さん皆ビンゴした!笑)
ビンゴした人にはその場で占いもしました!

そして企画をこれで終わりにしよう!と最後に引いたカードはなんと…

愚者!!!!
ドラマCD黄龍祭の主人公が持ってたカードで〆!!
ジュヴナイル伝奇オンリータロット企画の劇的なラストに感激!!!ヒュウ~~!!!


③すどりんアワー

こちらは一回練り直しを行いまして、再度投稿いたしました。
なんと夜になると大胆なマップチェンジが行われ、
宇宙人(…に見えるビューティーハンター??)が襲来するというとんでもない企画でした。

マップの全容。
ナイトプールアリ!馬刺し売り屋台アリ!
UFOアリ!ツチノコアリ!!
何なんだこの空間は!!

これも鳩三郎さんの手によるもの(告知カード&マップ)
「ネオンビカビカの夜の空間を思い切って演出してください!」とお願いしたらまさかのナイトプール!!!!!
ちなみに素材はこちらよりお借りいたしました⇩
ありがとうございます!!
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このすどりんアワーのスクショはかなりイベント中皆さんがTwitterにあげてくださったので、主催も沢山みることができました!
なんかこれ…参加者の手で余計カオス空間に仕上がってて、
皆様の参加の熱気も相当ブチ上がってて面白かったです!!!
(茂吉さんがまたいいアバターを…※夜の蝶Verのすどりん※とか
参加者の為に上げてくださって…本当にありがとうございます!!)


④そしてTRPG…

そして21時より、TRPG前夜のプロローグが始まっていきます…。

ここから先の事に関しましては前回記事にしましたこちらをどうぞ⇩

(16000文字ぐらいあるドキュメンタリーなのでお気をつけて…;)
いやぁ改めまして、TRPGにご参加いただきました皆様、雪の降る一日目を最後まで目撃してくださった皆様、どうもありがとうございました!!

最後、プロローグ開始からしんみりとした空気にはなってしまったものの、一日目の熱狂的な渦は忘れることができません…!
サークルでご参加くださった皆様、
そして一般参加の皆様、本当にどうもありがとうございました!!
お疲れ様でした!!
これ今この記事を書いているのがちょうど1週間後の土曜日(6月11日)なので、今からちょうどもう一週間前の出来事なのか…あっという間だったなぁ!という感慨深い気持ちでいっぱいです。

当日企画…楽しんでいただけましたでしょうか?^^
主催は次の日の準備もあって会場へあまり行けなかったのですが、皆様の楽しそうな写真や、タイムラインを見るのがとても楽しかったです!
それは土曜日が仕事の人や、なかなか遊びに行けなかった時間帯のあった人も同じ思いをしていたはずです。
楽しそうな写真があがっているだけで嬉しい^^

参加している人の楽しい連鎖が、まるでその場にいなくても、行ったような、楽しい空気を吸う事ができる…
オンラインイベントの醍醐味ですよね。
終わったあと、一日目お疲れ様でしたー!という元気なつぶやきも拝見するのが好きでした!ああこれで一日目が終わったんだなぁ…と感激しました!

イベント中、本部席へ立ち寄りメッセージを残して下さった皆様もありがとうございました!
また、今回がオンラインイベントが初めてだった!という方や、
今回が最後かも…と思ったら参加せずにはいられなかったなどなど様々な想いを持った方にもご参加いただきました。
お申込みしてくださって改めてありがとうございます!!!!

会場、Twitter、全てでご参加いただきました皆様、まことにありがとうございました!
皆様にとってこの日が良き思い出になりましたなら幸いです!!

ありがとうございました!!!!!







2日目(6月5日)のTRPGの後日談

ここからはイベント終了後、TRPGにご参加くださった皆様によるアフタートークのご紹介です。※掲載がまずかったらすぐご一報くださいね!

下忍役のみやなぎさんによるイベント&TRPGレポ漫画
丁寧な描画にも打たれます!

如月骨董品店の常連役のmaruさんのレポ アバターを三種類も!

そして、他の参加者との心温まる交流や、TRPGキャストの舞台裏、ラスト前の大騒動まで詳細に描かれた「神の僕(しもべ)」ヨニソバさんの熱筆レポ漫画!

寿司大好き人間役のすゆさんのレポ漫画!すごい…様々な工夫の上で演じてくださりありがとうございます!!!
https://twitter.com/bakusuyou/status/1535879456468135936?s=20&t=YjHFgF-wcrNj4E-3gDDRWQ

下忍その2のウリ藤さんのレポート。御屋形様への愛を垣間見るとができます。

どれもこれもキャストとして参加された視点が見れるなんてすごいです…!こちらとしてもすっごく興味津々ですし嬉しいです…!
いやぁ皆様レポありがとうございます!!

https://twitter.com/po_ppo2/status/1535857115247820800?s=20&t=xMZyOBtN0R8tP12dwe7WAQ

今回大活躍だった鳩三郎さんのレポ。マップ制作の裏側も拝見できて嬉しいです…!
またどなたか別のレポートが上がってこられましたらここに追記で貼らせていただくかもしれません…!
よろしくお願いします!



後日談・2
イベント期間中、リアル昆虫に侵略されていた主催の家

これは蟻の巣コロリの写真。
イベント当日の休憩時間に買った。

もう大分薬が効いてきたのでお話ししようと思うのですが、
イベント当日を迎えるまでの準備期間中、主催は準備のため寝不足の日々を過ごしていまして
そしてある晩、飲み終えたペットボトルを台所に置いて寝たところ、夜中に小さなアリが!
この季節はアリがアリを育てるためにエサを探しまくる季節…。
主催の家の台所を悲劇が襲うー!!
何度も捕殺して、殺虫剤を巻くも、数日後には生き残り兵が後続部隊を引き連れてカムバックして、人間は捕殺、散布…その繰り返し…。

そして折しも、イベント二日目のTRPG当日。
虫が会場を覆い尽くすマップに参加者が戸惑うなか、

主催の家もまた、リアルな虫の侵略を受けていたのだったー…。(ナゼ)

休憩時間さすがにもうこれ以上我慢できないと思い、
近所の店にダッシュして買いに行って戻って先ほどの写真の蟻の巣コロリを設置しました。そのあとの鳩三郎さんとのもくりで
「もぎさん!休憩時間ちゃんと休めましたか?^^」と聞かれて
「いえ、今ちょっと家の中にアリがいっぱいいるので、外を走ってきました……」
と伝えると「え?」というお返事が返ってきて、
「…正直、こんな虫ばっかり出てくるマップをやっているからアリが入って来てるんじゃないかと今思ってるんですよ。いやぁヤバイっすよ。リアル虫の侵略は…」
と言っていると、画面の向こうで鳩三郎さんがめっちゃ笑ってるのが聞こえまして…;^^(いや、こんな事あります?)

今もう一週間ぐらい経って薬も効いて、敗残兵が1匹いるぐらいなのですが、前回のTRPGの総括文を上げた直後くらいから本当に静かになりました^^
蟻の巣むっちゃ怖え…
以上!!どうでもいい後日談でした!^^!


TRPGについての補稿

あの日惜しくもタイムアップにより巻きに巻いて省略してしまったTRPGのストーリーですが、
後日ガーランドさんより
「イベント当日シナリオは、結局どこまで構想を広げていたのか気になっています」というリクエストを頂戴しまして、
「実は本来はここまでやりたかったんだけど…」という、
をここに簡単に記してみようと思います。

本来はたぶん、最初から最後まで入れると分量的に500ページぐらいの漫画にできるぐらいの分量があったんじゃないかなぁと思うのですが、
さすがにそこまではできなかったのでその残骸をお楽しみください^^



<TRPG・本来入れたかったシーン集>

①トトが江戸時代の寿司屋台を発見し、
「我が王!見テクダサイ!!スシ!!!」と葉佩を連れてキャッキャッウフフするシーンがあった。
ちなみに江戸の寿司はちょっとデカい。お手軽フードだという。「お手軽!?そんな…!あれだけ魚肉とか穀物とか要るのに…!寿司は作るのがどれだけ大変だと…!」と、葉佩はカルチャーショックを受ける。

②犬神の長屋を見つけてしまい、「どこかでお会いしたことありましたっけ?」という会話を天香學園の生徒たちが犬神に投げかけるも、追い払われるシーンがあった。

③花園神社には謎の球体が…。
花火師・武流はこれを見つけて、夜空に上げる花火に使おうとするも、
外は雪が降っている。花火はまだ上げられそうにない。いつも頼りにしている支奴は式神創成機が壊れて憔悴し、それどころではない。
「ああ、空が晴れないかなぁ…」と武流は独り言ちるのだった。

これを花火に使うと再び時空が歪み、とんでもない事になる。

④天香學園の生徒と、鬼道衆は、ついに龍閃組と合流し、一緒に富士山を目指すことに。
しかし鬼道衆と龍閃組はなんだかうまくまとまらない様子。
(※二つの勢力をまとめるべき外法帖の主人公はこの時不在)
すると葉佩が前に進み出て、
「あの…じゃあ代わりに俺が龍の名を持つよしみで、代理リーダーやりましょうか?」と言うと
「お前じゃ無理だ!!!」と鬼道衆・龍閃組の一同に突っ込まれて、凹む。


⑤龍閃組も鬼道衆も天香學園の生徒たちの服装をまじまじと見て、未来人であることがまだ信じられない様子。
すると天香學園の生徒が「富士山にいる和牛を斃し、その斃した和牛を使って、八千穂の大好きなハンバーガーを作ろうと思っている」というと、
鬼道衆も含めて一同驚愕する。
江戸時代末期まで、
日常的に牛を食べる習慣はなく、牛を食べるという発言だけでも驚くのに、よくよく話を聞けば斃しにいくのは和牛ではなく「柳生」である。
そんなもの食べてどうすんだよ!」と、風祭はおえ~~という吐き気を催し、「不老不死の肉体でも得たいのか?」と九桐は訝しげに聞くのだった。

⑥「誰だよ、そんないい加減な事をおめぇに吹き込んだのは?」と
龍閃組の京梧がトトの前に進み出て聞くと
あの雪の夜にあのサムライに名前を問うことができなかった…とトトは残念がる。

⑦龍脈。富士山に向かう道すがら、八千穂が一人歌いながら他のメンバーたちと歩を進める。
八千穂:「これから富士山だね!…♬いっちねんせーいになったーら、♪いっちねんせーいになったーら♬ ともだっち100人でっきるかなー
皆守:「必要ないだろ…友達100人も」
八千穂:「♬ひゃーっくにーんで食べたいな!富士山のうえでー♬寿司百貫♬
葉佩:「ひゃ…百貫…!!!」(葉佩から大量に出る汗)
トト:「スシ!百カン!!」(※トト大喜び)
皆守:「俺たちは、富士山に何しに行くんだよ!」 
という会話があった。

⑧その後、蜉蝣、黒蝿王との戦いになる。龍閃組・鬼道衆は龍斗が虫の姿に変えさせられてしまった事を知り、慌てる。
そんななか、小鈴が叫ぶ。
「どうしてッ!龍斗なら…龍斗ならボクたちの側に来てくれてもいいじゃないか!どうして…!どうして…ボクたちの知らないところにいるんだよ!
ボクたちならきっと分かる!龍斗だって!
間違って殺すことなんか絶対しないよ!」と言うと、他のメンバーも次々と頷く。

すると七瀬が奥からおそるおそる進み出て…
「あの…ハエの生態では…ラベンダーの匂いがとても嫌いなんです。
ですからハエになってしまった龍斗さんは…いま私たちの近くには寄ってこられないのでは…」と言うと、
皆守が「ま、まさか、俺のこのアロマの匂いで、ハエになったその龍斗って奴はこいつらの所にも近づけないっていうのかよ!」と言うと一同、驚愕の顔で皆守を見る。

⑨「行くぞ!もう、とっととこいつらを斃すぞ!」と天香學園の生徒も蜉蝣・黒蝿王戦に参戦。
(特に敵全体の行動力を一気に下げるトトの磁界の能力はここで大活躍。)
あっという間に虫たちを斃していく。

蜉蝣たちはそのまま柳生のいるところまで撤退し、再び虫を取り出し、ドラマCD妖奇譚で語られたような、虫への外法をほどこすと虫たちはどれも巨大な鬼へと姿を変えた。
(そして哀れ、役目を終えたとして蜉蝣は柳生に切り殺されてしまう。)

⑩全員の力を合わせて柳生を斃し、黒蝿王はいずこかへ逃亡。
江戸の町は花火が上がり、主人公は助かり、そして季節外れの桜が空を舞っていくのだった。

葉佩達天香學園の生徒たちも無事、現代の新宿へと帰還する。

するとトトは帰り道、前日に出会っていたあの謎の剣士と偶然また再会する。
「ボク!江戸行キマシタ!タノシカッタ!!」とトトは大興奮。
「貴方ニモ寿司!フジヤマ!ゲイシャ!見セタカッタ…!」と言うと
謎の剣士は「…よかったな。俺も昔は自由がほしくて必死だったけどよ…今は………。まぁ、何でもねェ。」
小さくふっと笑うと「一時でも」
トト「?」
「夢を見せてくれてありがとうな」と言って剣士は静かに去る。

<完>






……という一連のストーリーを一応ラストまで考えておりました。
(これ全部の全部を理解するためには全てのジュヴナイル伝奇シリーズをある程度通過している必要はあるんですがまぁそれはひとまずおいておいて…)
あれですね、とにかく今回のイベントでタイムスリップした葉佩達ですが、じつは戻ってきてからのお話しもあったんだよという事だけ…^^;

これと皆さんに謎解きしてもらった外法主人公・龍斗ですが、
彼も復活した後【エクストラステージ】での活躍が予定されていましたので、
おそらく時間的にはあと5時間くらいは時間がかかったかもしれません!(いやぁね、それはさすがにね、終わらんですよ。。)

まぁでも…このように「実際はどこまで考えてたの?」と聞いてくださったおかげで頭の中から残りの物語を出力して出すことができました!出さなかったらその内忘れ去られていくところでした!
ありがとうございました!


さいごに

ここまでお読みくださってありがとうございます!
今回は様々な方々に濃密に関わっていただき、主催も当日まで当日企画が終わってないなど(支奴さんの12人の式神企画とか)本当にひやひやしたりしたのですが、
あの怒涛の二日間を無事終えることができました。皆様本当にありがとうございました!!!

(今回のサークル参加で予約販売でまだ原稿のある方、無事の脱稿をお祈りしています!)

それでは!2022年6月のオンリーイベントはこれにて、本当の本当の終幕です!!
当オンリーイベントにご参加いただきました全ての皆様、
本当にお疲れ様でした!!!!!

そしてどうもありがとうございました!!

6月12日
黄昏刻に龍ぞ棲む3主催もぎ

追記)今後の方針に関することはまた別記事に執筆しております。
またどうぞよろしくお願いいたします。では!

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