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二重に保温する真空サーモボトル

こんにちは。
ounLab.ウユンビリゲです。

普段使いで数時間保温できる真空サーモボトルの選択肢はたくさんあると思います。

そこで、普段使いだけでなく日帰りの登山でも使えるという条件を増やして探した結果「BUGATTI」「B-bottles」と出会いました。
今回はその使用感を皆さんにお伝えしたいと思います。

B-bottles
https://www.webo-kobe.com/items/accessorie/bugatti/bbottle.html

1. 意匠

このボトルは500mlの容量を持ち、ボトル本体とフタだけというシンプルな構造ながら、造形的に繊細なバランスで成り立っています。
蓋と本体は材質自体は同じですが、本体の仕上げによる質感や色のコントラスト、そして肩の滑らかなアールとボディ中央部分の伸びやかな曲線。
この全てが相まって、スタンダードながら美しいフォルムを生み出しています。

また、4色のカラー展開にはそれぞれの特徴があり、ブラックはマットな質感・ホワイトはツヤあり・シルバーとローズゴールドはヘアラインテクスチャに仕上がっています。

2. 機能

このボトルは、長時間温度をキープするために高品質なステンレスを採用した上、ボディだけではなくフタにも真空二重構造を採用しているため、保温性が格段に向上しています。

真空二重構造のボトルとフタ

保温性を極限まで引き出すために飲み口の直径を40mmに抑えており、絶妙な口あたり感も印象的です。
全てステンレス製ながら、重量は約295gと一般的な500mlの真空サーモボトルに引けを取らない軽さを実現しています。

18-10ステンレスが使用されています

ボディの直径は最大で68mmありますが、中央部分へ伸びやかな内向きの曲線をつけたことで握った際のフィット感がアップし、手の小さい方でも持ちやすいように設計されています。

また、このボトルには高い拡張性があります。

B-Loop

このホルダーをボトルに付けることで
① 指一本でボトルが保持可能で、他のモノと一緒に持ち歩きやすくなる
② ボトルを鞄やポケットなどから取り出しやすくなる
③ カラビナなどを併用すれば、鞄の外側にも取り付けられる
上記のような拡張性を持っています。


infusion kit

このインフュージョンキットをボトルに装着することで、自分好みの茶葉やハーブなどを中に浸しながらフレーバーを味わうことができます。

3. 使い勝手

この製品を使用した上で、メリットとデメリットをまとめておきます。
■メリット
 ・HOT / 12時間、COLD / 24時間、ICE / 36時間の優れた保温性
 ・手の小さい方でも握りやすいボディ形状
 ・軽量のため、アウトドアでも気軽に使える
 ・ホルダーをつけることで使いやすさが更にアップする
■デメリット
 ・ボトルの肩の部分にアールが掛かっているため、洗いにくい

4. コスパ

真空サーモボトルとしては¥4,000+税と、一般的なボトルよりも高価ですが、それには理由がります。

① 真空サーモボトルは頻繁に買い換える製品ではなく、一本持っていれば長年に渡って使い続けるモノだと思います。
こんなニーズを支えてくれるのが、高品質な材質と優秀な保温性です。

② スタンダードかつ美しいフォルムで、機能性も抜群なので、普段使いからアウトドアまで幅広く活躍してくれます。

③ B-Loopやinfusion kitなど、用途に合わせた高い拡張性を備えています。

5. oun view

日用品の中には、万年筆のように一つの機能を追求することで長年に渡って使い続けられ、そこに愛着が湧いてくるモノがあります。

B-bottleも同じように愛着を持って長く使い続けられる製品だと言えるでしょう!

フタを開けて水を飲む度に、水温は期待を裏切りません。
そんな時、『何よりも、安心感を』という作り手のこだわりも一緒に味わっているかのように感じます。

6. まとめ

モノを見る視点は人によって様々です。
コストパフォーマンスから経済的に選んだり、意匠的な好みで選んだり、効率を重視して機能性から選んだりもします。

『神は細部に宿る』という言葉は、ドイツの建築家ミース・ファン・デル・ローエが好んで使ったとされています。

その言葉のように、このボトルは材質の選定からボトル全体のフォルムに至るまで緻密に計算されており、マッシブな外観からは想像がつかないようなホスピタリティ精神が宿っています。

使い手の注目を外観からディテールに誘導し、使って始めて『なるほど!』と思わせられる逸品だと思います。

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