第69回AJCC〈振り返り〉

レースラップ

1,000m通過、61.2
後半6F(3F-3F)、35.8-35.7
上がり5F-4F-3F、59.4-47.5-35.7
勝ち馬上がり、34.7
レースタイム、2.12.7

馬場状態

良馬場、クッション値10.0
内4頭分くらいは、ダメージが大きく、
馬場が抉り取られる感じで
Power、スタミナの消耗度は激しい
直線も内から4頭分より外、
8頭分より外までいくと伸びが顕著
距離以上にスタミナ値が要求されるコース
適距離より長い場合、戦えない舞台

レース振り返り

最遅ラップが、1コーナーあたりで12.6
残り6F、35.8-35.7
ラップに緩急なく、11.9~12.0程度を刻み続ける流れ
逃げ・先行馬にはとてつもなく厳しい流れ
しかもタフな馬場
最内枠発走も、馬場の悪いところを通らず、
直線もスムーズに外に持ち出した、
横山典弘騎手の熟練の味に導かれた勝利!
レースラップだけ見ると優秀だが、
馬の強さではなく、騎手の巧さが色濃く出たレース
また2,200mではなく、2,500mのレース
距離適性も大きな要因であった
GⅢ寄りのGⅡレベルだね

①キングオブコージ
2,500mのGⅡ目黒記念を制した力を思う存分発揮した
調教診断では、粘りだけで、スピード感・キレ感じず
低評価にしていた
でもそのバテない粘りが、この馬の強み
距離以上のスタミナ値・タフ度勝負となったら、無視出来ない存在
GⅠ勝つまでの力は感じないが、
諸条件がハマりさえすれば、大穴の可能性、あるかもね

⑭マイネルファンロン
この馬は他力本願な馬
今回もやれる事をやっただけ、その結果が2着だっただけ
馬場条件など、他馬が100%の力出せないと思った時は、
是非とも押さえておきたい、そんな穴馬
この馬が馬券に絡む事から逆算して馬券買ったら
とてつもない馬券、当たるかもね😊

⑨ボッケリーニ
あの馬場状態でインを突くあたり、
横山武史騎手の腹の括り方、勝負師だね
トップジョッキーへの階段、着実に登っていると感じた
結果は3着だったが、強い競馬だった
次は京都記念か、中山記念か
後者なら相手も強そうだが、前者なら本命に推したいくらい
GⅡタイトルは獲得出来そうだね

②アサマノイタズラ
この馬も、自分の良さを出し切った4着
これが精一杯、現状では能力の限界を感じる
GⅡ馬に失礼だが、GⅢなら勝負になる
嶋田騎手、この馬と一緒に成長し、タイトル獲得して欲しいね

⑧ポタジェ
この馬にはもともと2,200mも長かったのであろう
それがさらにスタミナ・タフさ求められたのであれば、仕方ない
素質は感じたが、まだまだ、とも思わせた
次走は、適距離の小倉大賞典、でしっかり結果を出して欲しい

⑪オーソクレース
この馬は菊花賞の振り返りでも書いたが、
GⅠまでは届かない馬
昨年の菊花賞自体2,000mの力で対応出来たレース
またルメールが2着上等と割り切っていた感がある
この馬は脇役気質、主役になると力を発揮出来ない印象
単勝2.0倍は、過剰人気
これがこの馬の実力くらいに捉えておいた方が良いだろう

⑬スマイル、⑤エヒト
調教診断でも上位評価し、期待していた
結果、2,200mがギリギリ、2,500m戦う力はない、
という事だろう

⑩ラストドラフト
調教から完調手前と感じていたが、それでも案外だったね
タフさ求められたら太刀打ち出来ない
そんな結果、競馬だったね

⑧アンティシペイト
調教で正直よく見えなかった
この馬のポテンシャルなら、今回もう少し走っても良さそうなのにね
次走、状態の見極めが重要!

⑫ソッサスブレイ
実は調教診断でトップ評価をしていた馬
人気、能力から見ても、納得する結果だったが
1,800mあたりなら、見込みない訳ではなさそうだけど…
小倉1,800m戦で、全く人気がないならば、大穴狙おうかな😊

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