第83回菊花賞〈ステップレース検証・調教診断〉

対象レース(レースの振り返り) 

↓3歳牡馬路線の振り返りはこちらから↓


上記、重賞戦線に加え、関ヶ原S、阿寒湖特別、阿賀野川特別、札幌日刊S、藻岩山特別、富良野特別、小倉1勝馬条件戦、も加えて、振り返り評価する

ステップレースのレベル

セントライト記念>神戸新聞杯>新潟記念>阿賀野川特別>小倉1勝馬条件戦>札幌日刊S>藻岩山特別>阿寒湖特別>関ヶ原S>富良野特別、の順

条件戦に関しては、レースレベルと言うより、
対象馬(菊花賞出走馬)の評価で判断していこうと思う

セントライト記念は、ステイヤー能力の勝負
菊花賞に向けても期待を残した結果
特にダービー3着の実績を持つ2着馬と、それに競り勝った勝ち馬と、
この2頭が予想上の軸と言っても良いだろう

続いては、神戸新聞杯
悪くない勝ち方だったが、最後真っ直ぐ走って欲しかった
セントライト記念組と比べると、完成度の点で劣る
2着馬は舞台が合っていた印象、菊花賞とは直結しなさそう
ならば3着馬含め、仕上げ途上で負けた組にもチャンスを感じるかな

古馬混合重賞、新潟記念
正直ローカルハンデGⅢまでの評価
ましてや今回の対象馬は53kg
G Iのステップレースとしては弱い

これ以降は条件戦となるが、その中でトップ評価を下したのは、
阿賀野川特別
勝ち馬の勝ちっぷりが良かった
スピード競馬にも対応出来そうだし、注目しておきたい馬である

続いて評価するのは、小倉の1勝馬クラスの条件戦
所詮1勝馬クラスと言われそうだが、
それでも勝ち馬のセンスの高さ、素晴らしいと感じた
スタミナ値も高そうだし、面白い1頭である

札幌日刊S
勝ち馬が残り4Fくらいから一気に仕掛けたことでレベルが上がった
勝ち馬のスタミナ値の高さは抜群
ただしステイヤー色が濃そうなので、GⅠのスピードに不安が残る

藻岩山特別
勝ち馬の器用な立ち廻り、抜け出し方、センスは感じる
スタミナ値の高さも感じるが、3,000mはやっぱり長いかな

阿寒湖特別
スローな流れで、勝ち馬にいいようにやられたレース
道中も余裕ない感じで、評価は出来ない

関ヶ原S
直線フラつき、力負け
2勝馬クラスの勝ち馬の方が数段レベルが上

富良野特別
持久力、持続力ある伸び脚は良かったが、レースレベルが低い
地力劣る印象

出走馬の評価

 1位:①ガイアフォース
 2位:⑭アスクビクターモア
 3位:⑰ジャスティンパレス
 4位:⑱セレシオン
 5位:⑨シホノスペランツァ
 6位:⑬ディナースタ
 7位:④ボルドグフーシュ
 8位:③プラダリア
 9位:⑯フェーングロッテン
10位:⑪ドゥラドーレス
11位:⑤ヤマニンゼスト
12位:⑩セイウンハーデス
13位:⑫ヴェローナシチー
14位:②シェルビーズアイ
15位:⑦アスクワイルドモア
16位:⑧マイネルトルファン
17位:⑥ビーアストニッシド
18位:⑮ポッドボレッド

ステップレースからの勝ち馬候補は、
①ガイアフォース、⑭アスクビクターモア、⑰ジャスティンパレス、
⑱セレシオン、⑨シホノスペランツァ、⑬ディナースタ、
④ボルドグフーシュ、③プラダリア
以上8頭‼️

確かにセントライト記念の1、2着馬は強かった
それでも負荷の強いレース、疲れなどの心配材料もあるし、
タイム、切れ味勝負となったら、他の馬の台頭あり得そう

⑰ジャスティンパレス、も神戸新聞杯は評価出来る勝ち方だったが、
それでも菊花賞に向けて、あくまで有力候補となった程度

それならば、⑱セレシオン、⑬ディナースタ、の特別戦勝利組
ステップレースとして、十分評価出来る内容だった
特に前者は、切れ味勝負、となったら台頭してきそうである

春の実績馬、青葉賞馬の③プラダリア
神戸新聞杯は仕上げ途上、まだまだ上積み期待出来るという点では、
消すことは出来ないだろう

神戸新聞杯3着馬④ボルドグフーシュ
2着馬より、菊花賞の舞台が合っていると判断
こちらも勝ち馬候補の1頭に残した

そして、小倉1勝馬条件戦を勝ち上がったばかりの⑨シホノスペランツァ
2,600m戦でのセンスあるレースっぷり
長距離戦にも向いていそう
セントライト記念組とは戦ってきた相手レベルが相当違うものの、
どデカい一発を期待出来そうであった
超混戦のレースだけに、単勝大穴として、狙ってみたい!

調教診断

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?