第72回阪神大賞典〈振り返り〉

レースラップ

1,000mずつのラップ、63.7-65.2-57.9
レースタイム、3.06.8
上がり4F-3F、46.2-35.1
勝ち馬上がり、34.8

馬場状態

Aコース、クッション値9.4
含水量、4角11.0%、G前11.1%
内回りコースだけに、先行馬がやや有利も、
馬場的には内外公平
タイムも速くなってきているため、
3列目までの位置にいないと勝つのは厳しいかな
ただし直前に雨で稍重での実施
滑りやすくもなり、脚元気にする馬はマイナスだね

レース振り返り

中盤に13.6まで落ちる緩い流れ
そして残り5Fすべて11秒台のラストスパート勝負
切れ味と持久力が無いと勝負にならないレース
勝ち馬のステイヤー能力は本物
GⅠに王手の位置まで来たね
2着以下は、せいぜいGⅢ程度の内容だったかな

⑥テーオーロイヤル
最後の4コーナー、他の騎手は手綱を扱いているが、
この馬は馬なり、ちょっと気合い入れただけで先頭へ
あとは突き離す一方
中盤緩くて、余力十分だったとは言え、
とにかく強い勝ち方だった
前走58.5kgで結果出しているし、
天皇賞・春の主役候補になったね

⑨ワープスピード
勝ち馬には離されたが、持久力の高さは証明した
それでも本番では伏兵馬まで
あと2周目動いたのは鞍上の好判断
持久力に自信があるなら、
あの緩い流れに付き合う必要もないしね
それにしても、テン乗りであの騎乗
川田騎手の肝の据わり方、すごいね

②ブローザホーン
58kg背負って、しっかりGⅡ馬の力を見せてくれた
でも3,000mは本気で戦うには少し長いね
天皇賞・春よりも、宝塚記念の方が勝負になりそう
ドバイ組が戻ってくるので、相当大変だとは思うが…

⑩サヴォーナ
3,000mは長かった、2,400m前後がこの馬の舞台だね
それでもGⅠ級の馬なら、もっと形にする
まだ重賞未勝利、まずはしっかりGⅢを勝ち上がるところからかな

⑫ディープボンド
今回、調教で、この馬らしい粘りが戻ってきたと感じていた
それでも、勝負に混ざれなかった
昨年はここ叩いて、本番2着だったが、
さすがに今年は厳しいかな

⑬シルヴァーソニック
調教では久々でも、もの凄い充実感ある走りだったが、
やっぱり、3,000m走るスタミナは戻っていなかった
あと直前の雨も、怪我明けの馬にはキツい
ただ8歳馬でも、まだまだ成長を感じる
どれくらいレーススタミナが戻ってくるかだが、
今回惨敗でも、天皇賞・春
決して侮ってはいけない馬だと思う

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