第59回クイーンC〈振り返り〉

レースラップ

前後半4F、47.1-46.0
1,000m通過、58.7
上がり4F-3F、46.0-34.4
勝ち馬上がり、33.4
レースタイム、1.33.1

馬場状態

Dコース、クッション値9.4
含水量、4角18.0%、G前15.3%
5日の大雪の後、気温も上がらなかったこともあり、
湿り気が多い馬場と言える
特にインはタフな感じで、外差しが意外と有効
中団待機馬に要注意!

レース振り返り

能力値が可視化されやすい東京マイル
1、2着馬と、3着以下の馬で
勝負づけが済んだと言って良いだろう
それだけ1、2着馬の力を感じた内容だった
前半はそれほど速くなく、後半の上がり勝負
ただし先行馬も耐えられそうな流れだっただけに、
差し切られたのは力の差
またそんな先行勢を差し切れなかったのも、力の差
GⅢ評価も、クラシック候補に2頭選出
ステップレースとして、十分な評価をしたい

⑬クイーンズウォーク
大外枠だったこともあり、前半は無理させず
馬も3角行くまでに、鞍上の意図を理解した様子で、
落ち着いて競馬していた
まずこの落ち着き、賢さが、重賞制した勝因だろう
不利を受けることもなく、馬場の良いコースを伸びてきて、
レース内容も十分である
むしろ苦労しなかったところが、マイナス点
上のレベルは、揉まれ強さも問われるからね

③アルセナール
勝ち馬と比べて、揉まれて、厳しい競馬になった
内枠発走から、ある程度先行、タフな馬場のインを廻る
直線も不利を受け、思うように追えない
それでも抜けてから、勝ち馬を追う力強い動きは凄かった
スタミナもあるし、オークスに向けて、期待馬登場である
同厩舎のレガレイラ、チェルヴィニア
厩舎とルメール騎手がどう選択、判断するのか、面白いところだね

⑧ルージュスエルテ
スタート直後に隣の馬に弾かれて外へ
そして最後方からの競馬
逃げて結果を出してきた馬だけに、
鞍上と少し喧嘩していたが、最後方に下げると落ち着いた
最後の最後、伸びが止まってしまったが、
新しい競馬を習得したのは大きい
1、2着馬には劣るが、力は確認した
重賞ではマイルは厳しかったが、条件戦なら大丈夫であろう
今後のことも考えて、マイルで経験値積んで欲しいね

④サフィラ
馬群に包まれて、落ち着きを失い、体力消耗
結局直線も伸びず9着
まずは精神面で成長しないと、クラシック戦線は厳しい
短期間でなんとかなるものでもないだろうから、
春戦線からは脱落、と言っていいかな
一旦立て直して、心身ともにリラックス&成長させた方が良さそうだね

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