第36回根岸S〈振り返り〉

レースラップ

前半4F、46.2
上がり3F、36.9
勝ち馬上がり、35.8
レースタイム、1.23.1

馬場状態

含水率、4角1.7%、G前1.4%
相当乾いた馬場
木曜日に凍結防止剤を散布
良馬場も、極端に速い感じではなく、少し力の要る状態

レース振り返り

先行馬が多いなか、⑥ジャスティン、があっさりハナへ
行けるところまで行く、感じでレースを引っ張る
追走する先行馬は、それにあまり付き合わないようにした分、
ジャスティンにとってはレースがしやすかった
と、同時に、馬の地力勝負にもなった
Powerのいる馬場で、キレ・スピードも求められる
1分22秒台決着なら、GⅠ級と言えたが、1.23.1
それでも十分GⅡレベルにはある

あくまでここは前哨戦、トライアルレース
本番見据えたレースをした馬もいる
1,600mでも、今日と似た展開が予想される
そういう意味でも、相当参考になるレースであった

⑪テイエムサウスダン
今年頭の上半期GⅠ馬予想で、かしわ記念馬に推した馬
調教でも迫力が凄かった、ただし少し動き重たかったけど…
そのせいか、レース本番でも、ギアの上がりがいまいち悪かった
万全の態勢なら、1分22秒台決着もあったかな
その点でも、伸び代残して勝ったのは大きい
ただこの馬は正直1,400mがベスト
東京1,600m戦での勝負になると、他の馬の逆転も十分ある
あくまで、フェブラリーSの本命候補の1頭、という評価である

⑦ヘリオス
武豊騎手が、本番のマイル戦を意識したレースをしていた
直線も待てるだけ待って追い出していた
既に勢い付けていた勝ち馬を逆転することは出来なかったが
内容は十分濃かった
この馬も1,400mがベスト、ただ本番に期待を持たしたと言う点では、
前哨戦を良い形で終われた

⑧タガノビューティー
この馬の競馬に徹していたからこその3着
むしろ本番1,600mの方が競馬しやすそう
その点でも価値ある3着、本番でも上位評価して良いだろう

⑥ジャスティン
テンのスピードが違った
逆に言えばそれは、スプリンターのスピードとも言える
目標は、東京スプリント、かな

⑤オメガレインボー
十分力を示した内容だったが、少し足りない点も露呈した
重賞レベルの力はある、GⅠでも紐で押さえておくべきであろう
ただ早目に重賞ゲットしないと、無冠で終わってしまいそう

⑨ソリストサンダー
調教から、良くて95%の出来と見ていたが、
正直万全とは言えない状態だったかな
ただターゲットはあくまでGⅠフェブラリーS
戸崎騎手もあまり無理していなかった
私たちも今日の結果に引きずられないようにした方が良いだろう

⑯エアアルマス
逆に、この馬、ルメールは、ここをどう思っていたのだろうか?
結果を求めたのか、本番に向けてだったのか、
中途半端なレース
ルメールの不調っぷりが前面に出ていた
ま、いまは悪いのを出し切る時期だと割り切った方がいいかもね

⑫タイムフライヤー、③モジアナフレイバー
この2頭は、4角前で置いていかれた
1,400mではスピードで勝負出来ない
1,600m、いや1,800mくらいのスピード感の方が勝負出来るであろう

なお11着以下は、現時点で重賞で勝ち負け出来る力はない

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