第63回宝塚記念〈ステップレース検証〉

対象レース(レースの振り返り) 

↓古馬中長距離/マイル短距離戦線、アンタレスSの振り返りはこちらから↓


上記に、ドバイワールドカップデー3レース、を加えたレースを振り返り、評価する

ステップレースのレベル

ドバイターフ>天皇賞・春>ドバイシーマクラシック>大阪杯>ドバイゴールドカップ>ヴィクトリアマイル>鳴尾記念>アンタレスS、の順

まずはドバイの3レースから
ドバイターフは、鎬を削りあった、ハイレベルなレース
スピードも、持久力も、根性も求められた
3レースの中で最も高く評価をする

ドバイシーマクラシックも、能力値高い馬が上位に来た印象
ただし勝ち馬は、展開にやや恵まれたかな
見応えあるレースではあったが、ドバイターフよりは下の評価

ドバイゴールドカップは、本当に良い勝ち方だった
だがやはりスロー気味で流れ、時計勝負にならなかったのは大きい
やや時計が掛かる馬場で、タフなスタミナ勝負になるなら、
ここの勝ち馬が浮上してくる可能性大かな

国内レースに目を向けると、
G Iの中でも、天皇賞・春、GⅠらしいレースだった
最も高く評価しておく

大阪杯も、十分立派なGⅠではあったが、
春天よりは、少しだけ物足りなさを感じたのも事実

ヴィクトリアマイルは、悪くはなかったが、
やはり勝ち馬が抜けており、勝ち馬以外は、やや評価を落としても良いだろう

鳴尾記念、こちらはレース自体、非常に良いレベルだった
ただし56/54kgでの競馬、やはり良くてもGⅡレベルまでの評価かな

アンタレスSも、レースレベルは悪くない
ただやはりダート戦、そのまま芝トップクラスのGⅠに
直結するとは思えない

出走馬の評価

 1位:⑪パンサラッサ
 2位:⑥タイトルホルダー
 3位:⑱ポタジェ
 4位:①オーソリティ
 5位:⑧ステイフーリッシュ
 6位:④エフフォーリア
 7位:⑮ディープボンド
 8位:⑬アリーヴォ
 9位:⑩ヒシイグアス
10位:⑦デアリングタクト
11位:⑯グロリアムンディ
12位:②アフリカンゴールド
13位:⑰ギベオン
14位:⑭キングオブコージ
15位:⑤アイアンバローズ
16位:⑨マイネルファンロン
17位:⑫ウインマリリン
18位:③メロディーレーン

ステップレース検証から勝ち馬候補は、
1位評価の⑪パンサラッサから、
10位評価の⑦デアリングタクトまでは、
十分にチャンスはある、それだけのレベルの馬たちである

ただし、今回牡馬は58kg、牝馬56kgでのレース
この斤量で結果を出しているのは、
⑥タイトルホルダー、⑧ステイフーリッシュ、⑮ディープボンド、の3頭
57.5kgでレベル高い昨年のアルゼンチン共和国杯制した①オーソリティ、含めて
この4頭は加点評価しておく

しかし⑮ディープボンド、勝ち切れない馬だけに、
勝ち馬候補レースとしては、一歩後退かな

なお斤量面でいくと、④エフフォーリア、はやや不安を感じる
クラシック、天皇賞・秋、有馬記念を制しているが、57kgまで
58kg以上は、斤量のウェイトは一気に高まる
前走が体調万全とは言えなかったとしても、不安は残ったよね

斤量実績も考慮すると、勝ち馬候補は、
ステップレーストップ評価の⑪パンサラッサ
斤量実績もある⑥タイトルホルダー、⑧ステイフーリッシュ
斤量実績ギリギリ合格も①オーソリティ
この4頭を上げておく

穴馬としては、⑩ヒシイグアス、を挙げておく
前走大阪杯、私の印象としては、状態90%だった
今回100%以上の仕上がりなら、一発あっても不思議ではない
レーン騎手が乗るのも魅力だよね

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