SNS時代にマンガコンテンツで戦う方法について考える
Webtoonが流行ってるんですが、AIも使ってマンガ描き始めたいなっていう方に個人的にお勧めなのは横読みマンガ制作です。
縦スクなんて素人がつくっても勝てない
個人のWebtoon作家が韓国なんかではめちゃくちゃ流行ってますし、市場もきてるんですが、個人の作家でWebtoonに参入しても勝てるのは、すでに画力も演出力もあり、横でも戦える作家だけだとみじんこは思っています。
理由は、Webtoon(縦スクロール型マンガ)が読みやすいのは、縦スク特化のプラットフォームに上げた場合のみ、だからです。
たとえば、LINEマンガやジャンプルーキー!は縦スクで読みやすいフォーマットになっており、縦スクマンガがちゃんと読みやすいです。
試しに縦長の画像をXにアップしましたが、こんな感じです。ぜひスマホで見てみてください。
画像の横幅が画面いっぱいにならないので、ユーザー側で調整しないといけないし、デフォルトのサイズで文字を入れてたら、そもそも文字が小さすぎて読まれません。
じゃあ、マンガ投稿サイトにアップしたらどうか、と考えますよね。でも、LINEマンガやジャンプルーキー!って、マンガ家になりたい人たちがめちゃくちゃたくさんアップしてるプラットフォームですよ? 猛者たちがひしめく中で、初めてマンガを描きたいぞって人が勝てるかっていったら、よほど天才でない限り無理だとみじんこは思います。
逆に、勝てるだけのマンガ力がある作家さんだったら、縦で戦うのはぜんぜんありだと思っています。市場が伸びてる分、今は作家を求めてるスタジオが多いからですね。
お勧めSNSはTikTok
これからマンガを描く人におすすめのプラットフォームはTikTok。カルーセル投稿という画像をペラペラめくる形式でアップできる投稿方式ができたおかげで、TikTok内でマンガを読むのがかなり簡単になりました。
あと、TikTokはアルゴリズムの関係で、フォロワーがいなくてもいいコンテンツだとめちゃくちゃ読まれやすい、というメリットがあります。マンガに流行りの音楽をつけられるので、盛り上がった感じをつくりやすいというのもTikTokのメリット。
とはいえ、うまい人ばかりなんでしょって思いがちですが、みじんこマンガは本当に絵がヘタクソなんですね。キャラ絵はほとんど角の生えた〇みたいな顔のキャラのみですし、塗ってる色も単色です。全然凝ってない。
それでも、noteやXよりもPV高く読まれます。(noteは3900フォロワーで記事平均PVが現在500程度。TikTokはフォロワー378人で平均PV1000くらい/2023年8月現在)
とはいえ、読まれたところでフォロワーも増えないし、収益化にもつながらないんじゃないか、って思いますよね。実は収益化もできちゃうんです。
Kindleインディーズの無料マンガに誘導する
できあがったみじんこマンガは、ある程度のページ数がたまるとすべてKindleインディーズにアップして、無料マンガとしてダウンロードできるようにしています。
ページ単価については、ぬこー様ちゃん先生がくわしく計算しているので、こちらを見ていただくとして、、
読まれたページに比例して報酬が払われる仕組みになっています。みじんこマンガがだいたいどれくらいダウンロードされているかというと、2023年7月は558冊。
Kindleインディーズを始めたのは確か2022年の11月頃。2カ月後くらいに支払いが始まるので、今年から支払いされるようになりました。
2023年の毎月の収益額はこんな感じ。(ここからたたみますが、記事のシェアで無料で読めます)
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