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コミュニケーションはAIによって言葉よりも多様化していくのかもしれない

AIとの対話が非常におもしろく、いろいろ模索しているところです。最近では「画像を呪文(AI作画に必要なプロンプトと呼ばれるキーワード)に変換する」ということもできるようになってきたよう。

AI時代には人間に限らず知性を持った何かとのコミュ力が必要になる、なんて言われ始めているけれど、これによってコミュ障の人たちは生きにくくなるんじゃないかと懸念していた。

でもどうやらそんなことはなさそうだ。AIの助けにより、言葉によらないコミュニケーションがもっと生まれてくるような気がしてきた。多言語翻訳がもっと自然に行えるようになった先に、画像や音楽、ダンスなどの非言語表現をAIを通じて「翻訳」し、言葉だけでは表しきれない思いを、言葉として伝えることができるようになるかもしれない。

誰とも会わずに山の奥で暮らす、というアクションをなんらかの言語に翻訳し、その意図を本人よりも正確に言語化して遠くの誰かに伝えることも、希望すればできるようになるかもしれない。

ここ数年、シリーズの1つとして、文字を文化の最小単位として、オノマトペを使った作品を模索してきたけれど、オノマトペは微細な感情や感覚を伝える表現の一つ。新しく生み出しても、日本で育っているとなんとなく「分かる」。

コミュニティによって醸成された「感覚」は、AIによってどこまで翻訳可能になるだろうか。AIと生きる未来を、作品作りを通じて模索していきたい。


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