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命の選別から「私が暮らしたい社会」について考える

こんな記事がありました。

医療設備が足りなくなった時、人工呼吸器を誰に優先して使うべきか、みたいなおはなしです。

これについて、私は割と明確な答えをもっていて、「本人の意志を尊重した上で、先に使っている人が優先。後から必要になった人は待ってもらうしかない」です。

高齢者から外して若者に優先させようっていう話もあるみたいなんですが、そもそも、その人の生涯の価値創出って年齢ではかれるものではないですよね。

たとえばこんなみじんこが2人いた場合。

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最終的には画期的な発明をするみじんこが生き残ってくれた方が、人類的にはいいかもしれませんが、現時点でそれは分かりません。

現在、偉人として知られる野口英世さんには、他人の1000万円を1日で使い果たすという黒歴史があったようです。

たとえば、障がいでくくった場合、乙武洋匡さんより社会に価値を生み出せていると自信を持って言える人はどれだけいるでしょうか。

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たとえば、マック赤坂さん(2020年現在71歳)より価値を出せていると自信を持って言える70歳未満の人はどれだけいるでしょうか。スマイルッ

お医者さんはそもそも、メニューを提示するのがお仕事なので、提示されたメニュー(治療法)からどれを選ぶかはみじんこたちの仕事です。

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この問題って、自分たちがどんな社会に生きたいかを問われているなぁって思うんですよね。同時に、自分たちがどんな社会に暮らしたいという主張をすること、自分で考えることをこれまでおろそかにしてきたのかもしれない、とも。

70歳を超えた人は病院に行けないと決まっていた場合、マックみじんこはこの世にどれだけスマイルを届けたいという夢があっても、病院には行けません。

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「決まっている」場合、そこに自分の意志が入る隙がないのですが、もし選べるなら、自分でどうしたいかを考えられますよね。

たとえばなんですが、今やってるLINE調査とかで、人工呼吸器が足りなかった場合、1他の人を優先して欲しい 2自分も使いたいが家族が必要になったらそちらを優先して欲しい 3可能な限り自分が使いたい とか本人に意思表示してもらっておくとか。

私は、自分がどんな状態になっても、自分がやりたいことを尊重してくれる社会に暮らしたいなと思っています。それが叶うかどうかはともかく、たとえば85歳からダンサーを目指したくなったとして、「いいんじゃない」って思ってくれる社会に生きたいのです。

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自分が心地よく暮らすために、どんな社会だったらいいのか、改めて考えてみるのもいいかなーと思いましたよ。

というお話でした!長くなりましたが、みじんこがかわいいなと思ったら「スキ」したり「フォロー」したりしてくれるとうれしいですよ!

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