元獣医のアーティストが作品をつくりながらこれまで考えてきたこと
ちょっと自分の振り返りを個人的にしたくなっています。
■2013~2015年:治療の代替としてのアート、体験
治療の代替としてのアートの探求
初個展の作品を超えられないという苦悩(自分にはこれ以上の作品は創れないのかも)
→体験型インスタレーションの制作
■2015~2017年:治療の代替としてのアート~創造、死をなくす
Dr.エリザベスキューブラーロスの著作を読み、死が人にとっての最大の苦しみなら、死をなくせないかを考える
■2017~2018年:生命の再定義
集合生命、複数の生命をもつ
個人を取り巻く社会、環境ごと治療する必要がある
名前をなくす、境界としての名前をなくす
■2019~2020年:社会治療
物語の制作(小説の制作)を開始
コンセプトを社会治療に
一般レベルに概念を浸透させるのは科学技術あるいはサービスのほうが強いのでは
未来の概念を疑似体験させるのが物語
技術が倫理を越えていくのを手伝うのが現代アート
■2021年:社会治療を作品で表現
医療SFマンガの制作(文章のみの小説から絵を入れた物語へ)
デジタルや動画制作など表現方法の変化
ものづくりの人たちに依頼してのアート制作
アート作品と社会治療というコンセプトの一致感という課題に取り組みつつ、動画やマンガ原作という手法でストーリーのある作品展開ができないかを考えている。
自分のためのまとめでした。
ちょっと日常がドタバタしてますが、ひきつづきがんばります!
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