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さいとうなおき先生式で7日間絵を練習した結果、無敵の練習法だと気づく。

コルクラボマンガ専科の卒業課題公開が始まりました。みじんこは今期もフルAI作画マンガです。全7話完結なので、よければのぞいてみてね。

AI作画、現状だとまだまだ構図が難しくてですね、、AIでできることにストーリーを合わせないといけないという制約が大きく。絵は描けないまでも、せめてネームを自分で描けるようにならんもんか、と考え始めました。でも何年もかけられないよ、、そもそもデッサンが大嫌いで、挫折したことがめちゃくちゃ多いです。

そこで頼ったのは、さいとうなおき先生です!

ポイントをまとめると
・自分の理想の絵を探す
・理想の絵で自分のオリジナルキャラを全力で描く
・理想の絵と比較し、課題をすべて書き出す
・一番の課題を決めて、そこのみを解決するために練習する
これを繰り返す、です。

では1日目

元絵は『呪術廻戦』から。オリキャラにしようと武器をちょっと変えたりしてみましたが、今の自分の技量でいきなりオリキャラはきついということに気づかされました。なので、いったん模写にしようと決意。

2日目

実はさっそくサボって3日目に2枚描いています。よく見て書くぞーと心がけている気持ちで15分くらいで描いています。

3日目

AIでは難しいアクションシーンを描いてみたいと思ったので、動きのあるシーンを選んでみました。よーく見て描くっていうのが意外と楽しかった。あと、「上手~」って数人からコメントをもらったりして、うれしい気持ちになりました。
最初からSNSに出していくとやる気になるということに気づかされました。

4日目

せっかくやるなら、なるべく難しい構図が描けるようになりたい、ということで、複数人のアクションシーンに挑戦してみます。元絵で見切れてしまう手指がどうなってるか分からない。見ながらでないとまったく描けないんだなぁと気づかされます。

しかし、描き終わった後に「振り返り」をすることで、絵をよく見るんですね。そして絵の細かい工夫に気づけると、「発見」できたこと自体がめちゃくちゃ楽しいとに気づきます。
描きたいというより、発見したい、作家の工夫に気づきたい、というモチベーションが上がってくる。

5日目

アップの表情を印象的に描けないかなーと思って、アップのものを選んでみました。細かい影が耳の後ろや目のふち、眼鏡の下などに入ってると気づかされる。しかし、骨格が薄い、、身体のサイズを正確にはかりきれてないと気づかされます。

6日目

術を使っているところのペンの太さを変えたり、塗りを入れてみたりして工夫してみました。元絵と比べても、大きくずれてそうなところはあまりないのでは。。?と思ってしまったので、ちょっとズルして元絵をレイヤーに重ねて比べてみたんですね、、

そしたら骨格がぜんぜんちがって、、!!!
目で見て違いがぜんぜん把握できてないというのが、重ねることで分かってしまいました。自分が描くと身体が薄いんですね。構造を輪郭でとらえていて、見た目の形を似せようとしているけど、中に骨や肉がある感じを立体的に捉えられてない感じ。

もっと斜め構図の全身絵を練習したほうがよさそうだと気づかされます。

7日目

そして本日。オリキャラとは言い切れないんですが、模写ではなく、ちょっとだけ他のコマと混ぜて違う絵にしてみました。形から完全オリジナルで描くのはまだ難しいので、まずはいろんな構図の模写をしてみようと思っています。

課題は
・手、指、骨格の正確さ
・顔と体のサイズバランス

今後練習したいことは
・俯瞰とか煽りの構図でバランスとって描けること
・キャラのいろんな表情のアップ

オリキャラにしようとすると、とたんに難度が上がるので、まだしばらく模写で、がんばれそうなときはポーズをちょっと変えるとかからやってみようかなと思っています。

ちなみに、この練習を始める前のみじんこの最高画力がこちら。

なので、毎日15分~2時間程度の練習の割に、いきなり上手になってきたと思いませんか?

さいとうなおき先生式でいいなと思ったのは「理想の絵」をよく見て描くので、やってて「楽しい」んです。絵がヘタな時に練習することの何が嫌って、ヘタだからですよね。がんばって描いてるのに、うまくないのは分かるからつまらない。

でも、なおき式だと好きな絵をよーーく見るので、そもそもよく見るのが楽しいんです。かっこいいなーと思うシーン、好きな表情などをじーっと見てるだけで楽しいし、発見があると嬉しい。なので、続けるモチベーションがめちゃくちゃ上がるのがいい点だと思っています。

あとは、振り返りの大事さ。書き終わった、と思った後に、よりよくするにはどうしたらいいか、元絵を見ながら考える時間を取る。自分で自分の課題や、次にやりたいことを明確に設定する。これが早くうまくなるためのポイントかなーと思いました。
PDCAを高速でまわすのだ!と、さいとうなおき先生もおっしゃってますが、これがすごく効く気がしました。

むかーし、一瞬、デッサンをやってすぐやめる、みたいなことを繰り返してたことがあるんですが、最初からこの方法で練習すればよかったと思ってるほどです。

ひきつづき、アクションシーンのネームが描けるようになるまで、まだしばらく頑張ってみたいと思ってます。コメントいただけると継続の励みになるので、ぜひXものぞいてみてください!

ではでは。

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