![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33332539/rectangle_large_type_2_4d9d2f9fed826dd818b885d5695e89fa.jpeg?width=800)
打倒『ZERO』-無名貧乳中堅録7-
事の発端は、下記の通りである。
※天鳳ルール説明 完全順位制(点数関係なし)
1着→やったー! 2着→まあまあ 3着→一安心 4着→ゴミ
麻雀牌表記:m→マンズ p→ピンズ s→ソウズ
クラシックの旋律はときに壮大で繊細で可憐だ。
初の試みといこう、クラシックと麻雀の融合。
【検証】
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33333632/picture_pc_9c038dc2cb62874dc7aa398c4f4b987d.jpeg?width=800)
ゼロマガによると、4着を浮上させないように打つ行為を”天鳳名物・地獄のセレナーデ”と言うらしい。4着以外をアシストしたり、4着に和了らせないように辛く打つのだ。
これを検証する。
今回は、セレナーデにちなんでクラシックを太字で挟んだ。
クリックすると曲目のyoutubeに飛ぶので、さわりだけでも聞いて気分を盛り上げてほしい。
南3局 北家 ドラ9p 3着目
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33297175/picture_pc_279c9ae950173ee300a7a30a72890f0e.jpeg?width=800)
特に良い手牌とは言えない。ラス目が親番だ。
こんな手牌から親に放銃したくないし、親の手牌を進めたくもない。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33297290/picture_pc_972e70ebb6a215a209f8f6f537e28e34.jpeg?width=800)
場にピンズが切られ、自分の手が厳しくなった。
正直、自分の和了は難しい。
よって、下家の親に注意しながら打ち進めることにした。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33297302/picture_pc_a3f84949b5491fa32fc57341f9e70d27.jpeg?width=800)
親から東ポンの声。来た。
これが、”地獄のセレナーデ”始まりの合図だ。
ラス目の親を進ませないように打っていく。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33297341/picture_pc_e54b7fa974a25e10d938d822dfaed047.jpeg?width=800)
ラス目に鳴かれないように捨てる。打赤5p。
下家の親の現物で、他家の危険牌。
これぞ、小夜曲の最高傑作アイネ・クライネ・ナハトムジーク!
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33297376/picture_pc_e6c77f05c622ea93edf1fda35104d208.jpeg?width=800)
下家の現物がなくなった。そんな時上家が9sを捨てたので、ロンされたくない気持ちもあって、合わせた。エルガーより威風堂々。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33297388/picture_pc_a033353ff93b2b0b1aecf568639ab151.jpeg?width=800)
鳴かせてしまった!!最悪だ。
セレナーデなのに、マーチ(行進)してどうする
相手がトルコ行進曲を奏でている。
一方こっちは天国と地獄だ。
放銃したくないから、今通った牌を捨てる。
なんたる安易!!脳にお花が咲いている。
モーツアルトもオッフェンバックもビックリだ。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33297416/picture_pc_8c21e46ba9db2edd195b120df731a9fa.jpeg?width=800)
放銃こそしなかったが、これで2〜4着が三つ巴に。
そして、息を吸う様にラスったのである。
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34576243/picture_pc_7d2aefd5241c092c1e8bc08d7878b2a4.jpeg?width=800)
ヴェルディの”怒りの日”が脳内再生されている。
差し込みやアシストという、他家に頑張ってもらう局面は、天鳳によくある。私には難しい。
今回のように、上家に合わせ打って鳴かれるだけではない。上家に合わせ打ってたら、のちに上家からリーチが入り、安全牌に窮して放銃することもよくある。
だが、プロなら弱点から目を背けてはならない!
日々、鍛錬鍛錬。
黄河と麻雀は、交響曲第5番。
そう『運命』なのだから・・・
**********************
【今日のすごいぞ!黄河の選出】
東1局 南家 ドラ1m 親が上家2mを捨てた場面
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33297481/picture_pc_c93750e2b3366a765cfee2ce5314c3d4.jpeg?width=800)
皆は、チーするだろうか?
昔の私は、鳴けなかった。その後、天鳳で東風戦を打つようになったら、鳴く以外の選択が見えなくなった。
しかし今は、東南戦である。一旦、落ち着こう。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33297487/picture_pc_b43548e60949b63f8e9189574522b5e2.jpeg?width=800)
このチーを褒めたい訳ではない。反省を込めて、選出した。
2mはすごくネックな所である。これを鳴くと三色は盤石だ。
だが打点が足りない。
まだ東1局なので、鳴かない選択肢があるように思う。
その後47mが鳴けて、マンズのホンイツに見せかけられたら、2pの和了もありそうだ。しかし、世の中そんなに甘くない。
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33297517/picture_pc_c9058cb1bbfb47bd2304f07570141791.jpeg?width=800)
対面から制裁を食らった。
打点が伴わない鳴きは、対リーチや仕掛けへの立ち回りが毎巡襲ってくる。
少しずつ鳴きも使いこなしていこう。
結婚出産だけの女流だって麻雀語れたぞ。
さすが中堅貧乳プロ・黄河さん!今日も背後に一歩近づいた。
読んで頂き有難うございます。とっても嬉しいです★競技麻雀界で仕事をし続けたいので、拡散やサポート、応援宜しくお願いします!母ちゃんがんばります