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子持ちになって変化した人間関係

以前、子どもを持つことに積極的になれなかった理由/出産後の不安として「DINKs現在の快適な人間関係を変えたくなかった」と「産みたくなるまで」の中で書いた。

一緒に遊ぶのも金銭感覚や時間の使い方、働き方の価値観が合う独身orDINKsの子が多くて気楽だし、子どもができて疎遠になってしまうのは寂しい。大人になってやっと自分の好きな人とだけ付き合えるようになったというのに、子どもを通じてママ友とかPTAとか、気の合わない人もいる交友関係に身を置かないといけないのも憂鬱だ。

これは自分の中では地味に切実で、たとえば結婚してから自然と休日の行動単位が夫婦になるような子(オタクの友人でも結構いる、お互いの趣味に参加するタイプの夫婦たち。少し羨ましいところもある)ならそこまで問題ないかもしれないが、私は結婚後も夫より1人もしくは友人と過ごす時間が圧倒的に長かったので、友人たちと会える機会が激減すること、その結果距離が生まれてしまうことはかなり不安だった。そして学生時代から今に至るまで「気の合わない人と付き合う」こともかなり苦手なタイプだった。

さて、産後2年以上(!このnote更新する度に時の流れに慄いている)経ち、ちょうどマシュマロで「出産後の友達との距離の取り方がわからない」みたいなお悩み相談を頂いたこともあり、実際のところ人間関係はどう変化した?変化してない?という話について書こうと思います。

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