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戦後の心のケアの無さのツケ~結婚=不幸の価値観の理由考察①~


こんにちは!福村です。

先日、言ってたコレ。


ざっくり言うと、『結婚=不幸』の価値観が出来上がってる理由ってコレじゃない?って話なんですが。

①戦争後の心のケアの無さのツケ
②明治維新~令和までの、常識変化の速さ
※特に夫婦関係や育児についてのパラダイムシフト
③何が大切か?
④しいたげられたら応援される、幸せそうなのはスルー、という風潮
⑤頑張らなければならない。お金を稼いでる人がエライ等、メンタル面の呪い



今日はその1つ目をば。
戦後の心のケアの無さのツケなんじゃないかって説。



DVやモラハラ・虐待って、今でこそ色々言われるようになってきたけれど


昔は『そんなもん』で終わってたわけです。

(どこかで「40年前と一緒じゃないか」という意見を拝見しましたが、そうですね。一緒です。でも、そこが変わらなかったから今があると思っています。色々40年前から変わっていたとしても、結婚は本当に幸せであるという実質を伴ったものだったら、ここまでの少子化はしていないと思います。ちょっと攻撃的なリプに感じたので怖いので返信しませんでしたが・・・)



じゃあ、なんで『そんなもん』っていう価値観が出来たんだろう?

という事を考えてみると、一つは戦争の経験なんじゃないかって。



私たちの祖父母世代は、戦争を経験しているわけです。

理不尽な暴力・命の取り合いの中にいたわけです。

人を人ととして扱われない時代。
人を道具としてみなければ生き残れない時代。

本当の意味で、殺すか、殺されるか。

戦争に出ていようが、本土に残っていようが。
ココロが傷ついていないわけがない。

そして、人は、自分が扱われたように、人を扱う。




更に戦争や戦後直後。
助けて、頑張らない、そんな事が許されるはずもない時代。

子どもにも必死で『頑張らなければならない』『誰も助けてはくれない』という事を教えたのだろう、、、と。それが強さだ、と。



男性だろうが女性だろうが

それぞれに傷ついて

でも、傷ついた、なんて言っていたら生きていけない時代だった。

子どもの心なんて見れる余裕なんてなかった。



それでも、どん底を経験し、上がるしかない時代だったからこそ、踏ん張れたんだと思う。



そしてそれが親世代に引き継がれた。

人は、知識も援助もなければ、育てられたように育てる。

でも、環境の変化により、綻びが出ての、私たちの世代・・・『死にたい』という人がたくさん出るんだろうなと思ってます。




誰が悪い。

アイツが悪い。

前の世代が悪い。

政治が悪い。

パートナーが悪い。



これは、誰かを悪く見る事によって共感を得るという『戦争時の癖』が残っているだけ。



そう考えてます。


最後にちょっとだけ私の思いを・・・

そんな癖を、私たちの世代で、断ち切りたい。

なんて考えちゃってます。

自分が出来る目の前の事を、少しずつするだけ、ですけどね。

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