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プロフィールを利用したイジり

1992.4、初職に #新入社員 として入社した月に発行された社内報に、この時期恒例となる新入社員紹介に載せる記事を研修時に書いた。

書いた内容は

入社前に経験した自慢できること

であり、全国から入社した人達が集まっていることを考えると、まともな内容で書けるものはあまりないので、影が薄くなるような内容にしようと考えた。

唯一思いついたのは、

高校1年だった頃にブレイク前の #岡村孝子 さんのコンサートで、本人と握手をした

ことをそのまま書いたら、社内報が配布された時に、当時の上司と同僚たちに知られてしまい、

なぜ知っているのですか?

と、あまりの恥ずかしさを通り越して逆質問をしたぐらいだった。

コンサートに行った翌年から入社した当時は #オリコン チャートの1位獲得の常連だった #シンガーソングライター であることは有名である。

類似のプロフィールにも入社前に岡村さんと同時期に活躍していたバンドの追っかけをしていたと書いていた強者もいたが、中学3年の頃に他の歌手を応援していると言って、シングルだけでなく、アルバムも持っていなければ

本当のファン

ではないと言われた程貧困生活をしていたので、実姉と実姉の大学の同級生に連れられ、生まれて初めて歌手のコンサートに行くことが出来た嬉しさしか記憶がなかった。

当時は就職したばかりの実姉に買ってもらったり、レンタルしてダビングをしてよく聞いていたが、海外の現地法人に出向することになった当時の元上司に、

私のことを思い出すために岡村さんのCDを全部譲って欲しい

という内線電話がかかり、拒否した。

何故なら、入社した頃から同じ社屋にある別の部署に異動するまでプライベートを干渉するような執拗な発言や、出来の悪い私の育成をしなかったことに対する息苦しさがあって、同じフロアから消えて欲しいと願っていたぐらい嫌っていたからだった。

初めから同期の大半を占めていた #バブル 世代の社員が経験した真逆なことを書けば無難だったと後悔している。

いじめられていた半生を送っていた私はそうならないように本性を明かさないように対応していたものの、周囲が会社に不慣れな私を配慮して話しかけてくれている既存の社員達の気持ちを潰さないでくれという無言の圧力にかかり、仕方なく応じたことでイジられるように至った。

社内報に掲載されたプロフィール記事は会社に不慣れな社員を理解するためのきっかけ作りの一環として行われてあるものの、最悪プライベートに関わる対応に発展すると、

パーソナルハラスメント

略して #パーハラ になってしまうことになり、現在でいう本人やその家族の生活に影響することになる危険性がある。



只今失業中で高齢家族に合わせた生活を強いられており、取材する時間と費用がない状態で2時間という短時間で執筆しなければならない厳しい状況です。 主たるジャンルはいじめ、ハラスメント等の労働・社会問題を過去の回想を基にして執筆しております。