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守れるのは自分


"恋愛というより、なんとなく
一緒に時を過ごしていきたい"

これはプロポーズですか?
って、ふと思ってしまった。

たぶん、本人はその気はないだろうけど。

実際、自分自身も恋愛をしたいとは思わない。
思わないというより必要性を感じなくなった。

守ってくれるのは恋人でもなく最後は自分なの。
そもそも男性に守られたいだなんておごかましい。
そうなると自分自身しかいないじゃん?って
気付いてしまったんだ。

ネイルや髪型、メイクの変化に気付いて
欲しいな!って言葉をかけてくれる人がいる。
そのだいたいが最終的に女性を見下してくるクズども。

それと反対に穏やかだけど変化にも特に気付かず、
連絡もマメではない人は誠実だけど退屈。

ほらね?男性によって"幸せ"になるのは
なかなか難しいってこと。仕方ないらしい。

昔は男性がいないと無理だったけど
恋愛体質も変えることは出来る。

執着からは何も生まれないし、
期待してもなぜか自分が虚しくなるとか
だんだん理解していくと
少しずつ恋愛体質から抜け出せてきて
自分自身を守る術を学ぶことができた。

守る術を少しずつ学んでいく中で
心を許せる友人の存在が必要不可欠だと
気付くこともできた。


こんなことを言い続けてるにも関わらず、
8年もの間想いを伝え続けてくれる人がいる。

その人も恋愛はいらないという。

どんなに時間がかかっても

一緒に過ごせればいい。

年に一度会うか会わないかなのに
苦しくて限界な時にはなぜか必ず連絡がくる。

よく分からないし、根拠もないけど
平凡で穏やかな日々がなんとなく想像つく。

それでもやっぱり踏み切れないのは
現状、自分自身を守れているから?

このまま大切な友人と会って、仕事をして
好きな時にでかける日々が続けばいいから?

それとも全てを知ってくれているからこそ
負荷をかけてしまうのが嫌なのか。

一人でいることの楽さを知ると同時に
初めて少しだけ寂しさも感じた日。

いつか平凡に暮らせる日々を。

おやすみなさい。

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