11月20日はマルゲリータ王妃の日（架空記念日ブログ）
おはようございます。本日は令和5年11月20日（月）です。
昨日のアジアプロ野球チャンピオンシップ2023決勝が行われました。日本がタイブレークの末、10回裏に日本4×-3韓国でサヨナラ勝ちを収めました。井端監督おめでとうございます。
165年前の1858年11月20日はスウェーデンの小説家セルマ・ラーゲルレーヴの誕生日です。女性初、スウェーデン人初のノーベル文学賞受賞者。代表作『ニルスのふしぎな旅』は日本でも親しまれ、アニメシリーズ1980年1月8日から1981年3月17日までの全52話がNHKで放映されました。2014年以前の20スウェーデン・クローナ紙幣には表にラーゲルレーヴ、裏にはニルスが描かれていました。
今日の架空記念日は？
172年前の今日
1851年11月20日にイタリア王妃マルゲリータ・ディ・サヴォイア＝ジェノヴァが誕生しました。日本では2013年にピザ協議会が王妃が名前の由来という事から、この日をピザの日に制定しました。今日はそんなマルゲリータ王妃についてご紹介します。
マルゲリータ王妃という人
1851年11月20日サヴォイア=ジェノヴァ家の初代当主ジェノヴァ公フェルディナンドと、ザクゼン王女エリーザ・ベトフォン・ザクゼンの長女として、トリノのギアブレーゼ宮殿に生まれた。
（右）エリーザ・ベトフォン・ザクゼン
イタリア王エマヌエーレ2世
マルゲリータの伯父ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世はサヴォイア家の当主としてサルディーニャ王の位にあったが、イタリア統一運動（1815-1871リソルジメント）を経てイタリア王に即位した。
アンドレ・アドルフ・ウジェーヌ・ディスデリ（1861年）撮影
婚約
王位継承者である従兄のピエモンテ公ウンベルトは、当初オーストリア=テシェン公女マティルデと婚約していたが、マティルデが1867年に事故死した。
王太子の結婚を急ぐエマヌエーレ2世はサヴォイア家同士での近親婚に踏み切り、ウンベルトと姪マルゲリータを婚約させた。
結婚
1868年4月21日ウンベルトとの結婚式が行われ、マルゲリータの称号はジェノヴァ公女からピエモンテ公妃となった。翌年には長男が生まれてヴィットーリオ・エマヌエーレと名付けられ、祖父からはナポリ公の儀礼称号が与えられた。マルゲリータが病弱であった為、ナポリ公は夫妻の間に唯一生まれた子となった。
イタリア王妃
1878年1月9日に伯父エマヌエーレの死に伴い、夫ウンベルト1世がイタリア王位を継承し、マルゲリータもイタリア王妃となった。王妃として芸術文化の支援や慈善活動に熱意を注ぎ、マルゲリータは庶民から広く敬愛された。
王太后
1900年7月29日にウンベルト1世が無政府主義者のガエタノ・ブレーシによって暗殺され、息子ナポリ公ヴィットーリオ・エマヌエーレがイタリア王ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世として即位、マルゲリータは王太后となった。その翌年にはエマヌエーレ3世とモンテネグロ王女エレナ・デル・モンテネグロとの間に長女、マルゲリータの初孫ヨランダが生まれた。
死去
1926年1月4日ボルディゲーラ（現リグーリア州インペリア県）で病没し、夫が眠るローマのパンテオンに埋葬された。
イタリアの国の花
イタリアの国花はデイジー、日本ではヒナギクと呼ばれています。キク目キク科ヒナギク属の多年草。デイジーはスペイン語で、イタリア語に訳すとマルゲリータとなります。この花が国花に選ばれたのは、マルゲリータ・マリーア・テレーザ・ジョヴァンナ王妃が大好きな花だったそうです。
ピザじゃなくてピッツァ
『三銃士』の作者アレクサンドル・デュマ・ペールが1843年の著『コッリコロ』の中で、ピザがナポリの貧民が冬に食べる唯一の食べ物であると説明していた、しかし19世紀後半にイタリア王妃マルゲリータが気に入ってから一般にも広まった。
スタジオジブリ週間6日目
111日チャレンジ43日目
君をのせて／井上あずみ
映画『天空の城ラピュタ』は1986年8月2日公開。スタジオジブリ初制作のアニメーション映画。宮崎駿監督長編アニメーション映画第3作。監督・脚本・原作は宮崎駿。ラピュタはジョナサン・スウィフト作の『ガリヴァー旅行記』に登場する、空飛ぶ島にある王国「ラピュタ王国」から取ったもの。キャッチコピーは「ある日、少女が空から降ってきた･･･」主題歌は井上あずみ『君をのせて』
主題歌『君をのせて』は1986年8月25日リリース。井上あずみ６枚目のシングル曲。
あとがき
余談ですが、カクテルの「マルガリータ」は1949年にロサンゼルスのバーテンダージャン・デュレッサーの若き日の恋人マルガリータが狩猟場で流れ弾に当たって亡くなったのを偲んで付けられたと言われています。それではまた明日。
