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音楽の著作権

男子新体操は音楽と切っても切り離せないスポーツだ。そもそも、男子新体操の採点の「構成点」には「音楽と動きの関係」があり、実施点には「音楽との調和」という項目がある。

今朝、スマホを開いたら「応援!男子新体操」のアカウントが一時的にロックされていた。メールボックスには、米国の著作権者の代理人から著作権侵害報告があり、該当コンテンツを削除したとのお知らせ。

Twitterの仕組みとして、このような権利侵害報告が続くと、アカウントが永久凍結されてしまうというリスクがある。それはちょっと避けたいので、今後新しくTwitterにアップロードする動画については、音楽を著作権フリーのものに変えたいと思う。すでにツイート済みの動画コンテンツで、削除されていないものはまだどこからも著作権侵害報告がないと判断できるので、今後もメディアを再ツイートすることがあると思う。(いったんツイートした写真や動画は "Media Studio"という場所にずっと保存されていて、何度でもツイートできます)

一方、YouTubeにはYouTubeなりの著作権管理方法を取っていて、次の3パターンが存在する。

①音楽の著作権者が動画の配信を許可せず、動画の閲覧が禁止される。
②音楽の著作権者が動画の配信を承知した上で、アップロード主と収益を分配する。
③上記1、2以外

そして、幸いというべきかどうかわからないが、私たちのYouTubeアカウントで視聴されるトラフィックソースを見ると、TwitterからYouTubeに飛んでくる人は全体の0.45%にすぎない。つまり、Twitterで動画を配信しなくてもYouTubeの動画はまわり、世界に男子新体操を発信することができる。

表現スポーツの演技動画をネット上にあげるには、どうしても音楽の問題は避けられない。しかし、私たちのような立場の者が音楽の権利関係を全てクリアにして活動するとなると、莫大なコストがかかるだろう。正直なところ、そこまでして演技動画を配信しようという使命感はない。私財を投げうってまで男子新体操を世界に広める…のは私の役割ではない。

せっかく多くの方にフォローしていただいているTwitterアカウントなので、永久凍結されないよう、方策を練らなければ、と思う早春の朝でした。

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