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本音で付き合う

アンナの8月の東京出張は、14日(月)〜16日(水)だ。台風7号の日本襲来で、彼女は13日に東京に入った。

お盆の時期なので、企業は休みのところもあり、たとえ通常の営業をしていても、お盆休みモードだ。他の月よりもアポは入らなかった。
その替わり、ゆったりとリアルな打ち合わせをすることができる。

そして、9月から年末に向けた4カ月間は、次のステージに向けた新体制を熟考する期間になる。

私とアンナとの初対面は今年の1月26日の[OUEN Japan 信念会]だったから、まだ出逢って6カ月あまりだ。
私は今まで培ってきた「温かい人とのつながり=人脈」を、彼女に紹介することだ。

まず、私は、
2月、親しい京都の会社を紹介した。
4月、20〜21日に彼女が上京して、私は10社を紹介した。
それが終わって、彼女は、「団長、5月はべったり東京に来ますからよろしくお願いします」と言う。マンスリーマンションを借りるのだと。その決断に、私は、「若くてもこの人は経営者なんだ」と、心から感心したものだ。
5月、そして、「美女と坊さんの珍道中」が始まった。
経営者の中には、彼女のファンになる人も何人かできた。
6月、彼女はシリコンバレーへ10日間出張したが、東京にも4日来て、私と企業に同行訪問した。
7月、3泊4日の福岡出張、私も1泊の関西出張。東京出張は2日だ。
「美女と坊さんの珍道中」はこれからも続く。

今までに50社以上は訪問しただろう。概ね、感触はいい。誰がコンセントの差し口か見極めることがコスパが高い訪問になる。
そして、これからもその数は増えてくる。何せ、"友だちの友だちは皆友だち"だから、終わることはない。

今年は、首都圏、関西圏と、OUEN塾の開催地である福岡と金沢(石川)の企業や自治体をアプローチしようと思う。そして、全国に拡げていこう。

これだけ「美女と坊さんの珍道中」を続けていると、お互い気性は分かり合えるようになる。

彼女は、私を「真面目なコメディアン」だと言う。これは最高の褒め言葉だ。ありがとう。

私の第二生は、「女性の応援団長」を核にして生きていこうと思うが、その核の中心がアンナだ。
お互い、本音をぶつけ合って、前に向かって進もうと思う。

私は曲がったことが大嫌いだ。損得の観点からしたら損な性格かもしれないが、長い目でみたらそうではない。稲盛さんの仰るように、「損得ではなく、人間として何が正しいのか」を判断基準とすること、「人間の徳」の視点から考えることが、幸せ=成功への最短距離になる。「徳」は「得」に通じるのだ。

来る者は拒まず
去る者は追わず

と言っても、来る者はピンからキリまでいるから、その見極めが大切だ。
人生は長いようで短い(かもしれない)から、今までのようなお人好しでは困る。無駄なことはしないほうがいい。

田坂広志さんが仰るように、
①人は、必ず死ぬ。
②人生は、一度しかない。
③人生は、いつ終わるかも分からない。
この3つの「人生における真実」を直視して生きることだ。

あと残りの人生が30年あると思うな。
50年あると思うことはとんでもないことだ。
そう思うことで、自然と無駄なことをしてしまう。
しかし、「健康に留意して、生涯現役を続けよう」と思って30〜50年を生きていくことだ。

考えてもどうしようもない「感性的な悩み」はしないことだ。ストレスが溜まってしまうことはしないことだ。

義理人情を解することができない、口先だけのお調子者の人とは付き合わないことだ。
世の中には、人生を広く深く考えて生きようと思っている人はたくさんいる。そのような人と深く付き合うようにしたい。

礼儀知らず、行儀の悪い人とは付き合わないことだ。そして、それをサラリと流す懐の深さを身につけることだ。絶えず、穏やかな心を忘れないことだ。
そして、諍いはしないことだ。

「男前と女前」
そんな気風の良い人たちとビジネス&ボランティアをしたいものだ。

ビジネスの打ち合わせのほかにも、こんなこともザックバランに話す。

彼女は、義理人情を解する"できた若者"だ。私はちょっとどころではない"あっと驚く為五郎"だ。

義理と人情を秤にかけりゃ
義理が重たい男の世界

男だけじゃない。
女前の女は、男以上に義理人情を解する。

しかし、
小善は、大悪に似たり
大善は、非情に似たり

大善をする勇気を持つべきだ。
その時は、表面的には義理人情の真逆になるかもしれないが、そうではない。何事も果断に実行することだ。

優しい心は生きる資格だが、強くなければ生きていくことができない。優しい心と強い心をバランスよく持とう。

矛盾は矛盾ではない。
その奥深いところを分かるには人生修養が必要だろう。

不動院重陽博愛居士
(俗名  小林 博重)


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