来年4月から、[OUEN塾 in 中能登]を開催する
10月2回目の能登出張を無事終えることができた。
10月2日に"中能登町地方創生アドバイザー"の発令を受けた。来年3月までの助走期間を経て、令和7年4月から、地方創生の応援を本格化させる。
今年の能登での活動は、11月は15日〜25日の11日間。12月は9日〜20日の12日間を予定している。
まずは、中能登町役場の各セクションのヒアリングから始めよう。また、富山県氷見市を含め、中能登町に隣接している4つの市町も訪問しようと思う。広域に亙る地域創生を応援することが、中能登町の地域創生のコスパを高めることになる。
地方創生アドバイザーとしてのOUEN Japan のミッションの一つは、能登の各市町の課題解決のためにOUEN Japan のネットワークを駆使することだ。これは今まで通り、案件ごとに即対応する。
もう一つは[OUEN塾]の中能登町での開催だ。これには時間がかかる。
今までの[OUEN塾]は、福岡市や北九州市、金沢市という、地方であってもその地方の中心都市での開催であり、学生たちの就職も頭の片隅に置いたイベントだった。勿論、地方創生が念頭にあるが、それは間接的なものにならざるを得なかった。
しかし、[OUEN塾 in 中能登]はそうではない。地震に見舞われて、少子高齢化・人口減少社会に一層拍車をかけた、まさに背水の陣を敷いた、ストレートな"地方創生"の応援になる。
それには、今までの[OUEN塾]を一捻りも二捻りもしなければならない。
そんなことで、今年度下期(令和6.10〜令和7.3)は、来期(令和7.4〜令和8.3)から開催するリニューアル[OUEN塾]のベースづくりの6ヶ月としたい。
今までの[OUEN塾]の内容をブラッシュアップして、中能登町において[OUEN塾 in 中能登]として復活させる。
[OUEN塾]は、2020年9月にオンラインで開催した[OUEN塾 in 金沢/石川]が最後だ。それまでは福岡県で、[OUEN塾 in 福岡・北九州]を3回開催していた。
コロナ禍で、2021年2月の[OUEN塾 in 福岡・北九州]が無期限延期になり、それ以降は開催できていない。
今までOUEN Japan が取り組んできた[OUEN塾]は、地元の学生たち(日本人大学生と来日留学生)と地元企業との交流イベントだった。
学生たちが10人前後のグループを組んで、地元企業の企業研究と企業訪問をし、経営者や経営幹部・先輩社員との面談や現場見学をする。そして、最終日には、各グループが企業研究の発表会と、企業の皆さんにも加わっていただく懇親会を開催する。
学生たちが地元企業を知ることを通じて、それをさらに一歩進めて、学生たちと企業の皆さんが協働して地元を元気にする"地方創生"につながっていけばという想いが私にはあった。今までの[OUEN塾]の最終目的も地方創生だった。
これから中能登町で開催する[OUEN塾]は、地元の老若男女の皆さんや地元企業や学生たちの全てを巻き込んだものにしたい。
皆んなが"自分ごととして地方創生を考える"ことが、"自分が住む町を心から愛する"ことが、地方創生を成功させる必要十分条件だろう。
皆んなから能登創生のためのいろいろなアイデアが出てくる、そして、そのアイデアを言い出しっぺが行動に移すという、"行動するOUEN塾"にしたい。
そのためには、これからの6ヶ月間は[OUEN塾]のカリキュラムを練る期間になる。[OUEN塾]のイメージを白黒から総天然色にする半年になる。大学生や留学生、中能登町の老若男女、近隣の市町も巻き込んだ、拡がりのある[OUEN塾]のイメージだ。
不動院重陽博愛居士
(俗名 小林 博重)