素晴らしい出会いに感謝する
昨日、黄英蘭さん(イノベーションソフト社長)が、以前お勤めされていた中国大連が本社のNeusoftの王揚さんおよび金星海さんと呉鵬さんを事務所にお連れされた。皆さんは本日の[OUEN信念会]にもご出席いただく。
黄さんが、私が何かお手伝いできることがあるだろうとお思いになって私にお三方をご紹介いただいた。ありがたいことだ。
大連は中国東北地方の親日的な都市であり、日本人も多く生活しているとか。
祖父が若かりし時、日露戦争で旅順の二〇三高地で露西亜と戦った。
昨年11月に、祖父の思い出の地である旅順を訪ねたいと思っていたが、日本と中国の関係がギクシャクしていることでビザが必要であることもあって、期限がある話ではないので取りやめることにした。
ビザが不要になれば、大連と旅順に是非訪ねてみたいと思っている。成田から大連まで2時間強、沖縄に行くよりも近い。
そんな思いもあるので、大連からの客人にはとてもウェルカムな気持ちになった。
お土産もいただいたし、「KAWAKAMI-AN(川上庵)」でランチもご馳走になった。
お土産は中国の紅茶とか(この前も了聞の馬形さんから中国の高級烏龍茶(か、プーアール茶)をお土産にいただいた。このところちょっと中国づいている)。
それともう一つ、これぞ中国だと思う、今年の干支の辰が刻印してあるシンプルで分厚い手帳をいただいた。
私が気に入った文章や文言を書いておくのにちょうどいい。
さしづめ、今日は、柳生家の家訓を書いておこう。[OUEN信念会]にも相応しい。
[柳生家の家訓]
小才は、縁に出会って縁に気づかず
中才は、縁に気づいて縁を生かさず
大才は、袖振り合う縁をも生かす
お互い、大才になりたいものだ。人間関係はキャッチボールだ。
まず、私が好球を投げることだ。そうすれば、必ず皆さんから好球が投げ返されてくる。
昨夜、安藤裕美さんが事務所にいらして、[OUEN信念会]の打ち合わせをした。その後、1年ぶりだろうか、事務所の2階にある焼き鳥屋の「ひごの屋」で軽く一杯。1年経っていても、私の焼酎のボトルがまだあった。だいたい取っておいてくれるのは3ヶ月くらいなのにありがたい。美味しいし、近々また行こうと思う。
裕美ちゃんには前回から[OUEN信念会]の司会をお願いしている。今は司会とは言わないでMCと言うらしい。司会とMCは、似たようでその役割は違うのだとか。
個性を尊重、全体を把握できるMC型リーダーが成果を最大にする
「司会者」と「MC」、ビジネスで求められるスキルはどっち?
最近テレビ番組で司会者のことを「MC」とよぶことが増えている。MCとは、マスター・オブ・セレモニーの略称である。なぜ、司会者と呼ばずに、MCと呼ぶようなったのか。
司会者とMCとは役割が違う。司会者とは台本通りに番組を進める人。これに対してMCとは、出演者たちの個性を尊重して、その能力を引き出しながら、番組全体を指揮する人である。
台本通りに進める司会者よりも、その場の空気を読み、ハプニングを受け止めながらも番組を進めるMCが求められている。
MC力はテレビの世界だけのスキルではなく、ビジネスにも、プライベートでも役に立つスキルである。MCは単なる司会者でなく、相手の力を引き出すファシリテーターである。ファシリテーターとは、会議などの組織活動におい中立的な立場から進行をサポートするファシリテーションという役割を担う者のことを指す。
ファシリテーターは自身では意思決定などに関与せず、会議体のセッティングや進行、グループ参加者が合意形成するプロセスを助ける役割に徹する。
ファシリテーターに求められる基本スキルは、
(1)場のデザインスキル:場を作り、つなげる
(2)対人間関係スキル:受け止め、引き出す
(3)構造化のスキル:かみ合わせ、整理する
(4)合意形成スキル:まとめて、分かち合う。
これにより、メンバーの相乗効果が発揮され、成果に達するまでの時間が短縮できる。
ファシリテーターの心得としては、先入観を持たないこと、ポジティブな発言をすることが挙げられる。MCの役目は番組進行だけでなく、制作サイドの意向をきちんと把握して、それを出演者たちに的確に伝える役目も担っている。
そのために必要なのはコミュニケーション能力を高めていくことである。
ビジネスの世界でも、飛び抜けた能力を持つひとりの天才型リーダーが率いるチームよりも、個々の能力を最大限に引き出すMC型リーダーのチームのほうが大変良い結果をもたらしている。
今の時代に求められているのは仕事で成果を最大にするMC的リーダシップである。
プロデュース力よりMC力を学ぶことが、ビジネスでの究極の武器になる。
(文=上野延城・日本経営士会)
特に、[OUEN信念会]のようなアットホームで人と人とのつながりが、プライベートでもビジネスにおいてもベースにあり、その温かい人間関係が人に幸せをもたらしてくれる、そんな心情を大切にしているイベントは、絶対、MC的な司会でなければならないのだ。
今まで、いろいろな人に司会をお願いしてきたが、私のことを、私の根っこのところを分かってくれて、司会をしてくれた人は裕美ちゃんが別格だと思う。彼女には、ハートがあるのだ。ハートがあって、賢くて、機転もきく。人の心を思いやって、司会を進行してくれる。
黄さんとは2年前、裕美ちゃんとは5年前に出会った。お二人ともそんなに長いお付き合いではないが、私が少しづつ成長しているからだろう。天は、素晴らしい女性たちを私に出会わせてくれる。
人間、真っ直ぐ、素直に、前向きに、一生懸命生きていれば、人生は決して捨てたものではない。
不動院重陽博愛居士
(俗名 小林 博重)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?