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自由気ままな一日

昨日は、電話セールスや電話でのアポ取りをしたが、何もリアルなアポイントは入っていなかった。
午前は地方創生に関する本を読んだが、午後は気分転換に2時間ウォーキングを愉しんだ。
サラリーマンではこうはいかない。これが自由業ならではの、"素晴らしい特典"だ。

私のウォーキングの定例コースは、①靖國神社コース
②明治神宮コース
③皇居一周コース
の3つがあるが、久しぶりに③の皇居一周コースにした。
その日の気分によっていずれかにする。途中でランチを摂る。ちょっと早足。約19千歩。約3時間。

外苑前〜(青山通り)〜赤坂見附〜(外堀通り)〜虎ノ門〜(中央官庁街)〜桜田門〜(皇居一周を逆時計周り)〜竹橋〜半蔵門〜(半蔵門辺りで遅いランチ)〜赤坂見附〜(青山通り)〜外苑前

半蔵門辺りで、都知事選掲示板の前で日本テレビのカメラに捕まった。昨日(20日)、都知事選が告示され、16日間の選挙戦がスタートした。前回の倍以上の56人が立候補している。

ウォーキングコースには、いくつかのポスターを貼る掲示板があった。青山通りの掲示板のポスターは5〜6枚だったが、半蔵門辺りの掲示板はその他にも同じポスターが15枚は貼ってあったろうか。
私がその異常さに驚いた表情をしたのだろう。日本テレビだと名乗る女性とカメラマンが私に近づいてきて、「日本テレビです。ちょっと2〜3分インタビューをさせていただいてよろしいでしょうか。掲示板をご覧になって驚いていらっしゃいましたが、このようなポスタージャックをどう思われますか」とか何とか。
私は特に急いでいるわけではないので、そのインタビューに答えた。昨夜の日テレのニュースに、"都民の声"ということで使われたのだろうか。

とにかく、56人とはいくら民主主義と言っても極めて常識を逸脱している。法に引っかからなければ何をしてもいいのだと、都民をバカにしている。子どもたちはこんな大人の生き方を真似てしまう。また、こんな政党に票を入れる日本国民がいるのだ。これが民主主義なのかと思う。ちょっと情けない。

「私は無視しています。民主主義の時代ですから、こんなことはありなんでしょうが、ちょっと日本の民主主義は劣化していますね」
と、そんなことを話した。

7月20日(土)に[OUEN Japan]のイベントとして、"餃子パーティー"を行なう。
副団長が[重陽の会]のメンバーに声を掛けて、そのご家族や友人たちも加わって、20〜30人のパーティーになったらいい。
副団長ほか中国出身の仲間たちが具材を用意して、皆んなで皮から餃子をつくるのだと。これは本場の本格的餃子だ。

[重陽の会]は、女性経営者や経営幹部、経営者を目指している女性たちの女子会だが、それが幅広に拡がっていく。

日本のジェンダー平等は、まだまだ遅れている。
私が銀行の人事採用をしていたのは40年も前のことだ。男女雇用均等法ができたばかりの時だ。
その前は、男子は総合職、女子は事務職と決まっていた。そんなことはどこにも書いていなかったが、それが日本の常識、特に保守的な銀行の常識だった。
だから、ピカピカの女子大学生は銀行には見向きもしなかった。
企業は昭和60年入社の採用から女子総合職を採用したが、採用担当者である私は東大や一橋のような日本でトップと言われている大学の女子学生を採用した。
その当時の銀行員は当然ながら男女を問わず、ジェンダー平等の意識は低かった。女子総合職の皆んなは、女性社員の女子総合職に対して、同性ならではの冷たい視線を感じたらしい。
当時の女子社員は結婚したらほとんどが寿退職をしていた。年配の女子社員はほとんどが独身だった。そんな女性たちの中に、私服の女子総合職が入っていく。そんなことを考えて、しっかり差別化できる学歴や資格を意識して採用したのだ。
しかし、現実は彼女たちには厳しいものがあった。彼女たちは辛いことがあると私のところ(人事部)に来ていろいろその辛さを話していった。私が彼女たちの駆け込み寺になっていたのだ。私もできることはした。部長や支店長にもいろいろお願いした。
しかし、他勢に無勢だ。人の意識はそんなにすぐには変わらない。彼女たちは3年も経たずにほとんど退職して、外資系企業や資格を活かした自由業に転職していった。専業主婦になった女性もいる。私は今になっても彼女たちに申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

都知事選では2人の女傑の対決が注目されているが、何だかんだ言われても、漸く日本にも"女性の時代がやってきた"ことは事実だろう。

男同士、女同士で集まるのが日本の文化になっている。仕事が終わったら男同士が集まって居酒屋に繰り出して酒を飲む。
女子会と言って、すぐ打ち解ける女性の特性だ。女性同士が集まってワイガヤする。また、それをビジネスにしてしまう商魂逞しい、知恵のある会社もある。

ジェンダー平等は、そうではないだろう。
男女が和気藹々と語り合う。それぞれの将来を語り合う。それぞれの価値観を認め合って、皆んなが幸せになるにはどうしたらいいのか、皆んなで考える。
そんなフランクなつながりがある集まりがあってジェンダー平等になっていく。
[重陽の会]は女子会ではあるが、それがCoreとなって老若男女を巻き込み、素晴らしい社会をつくっていくのだ。

昨日、[OUEN Japan]が一般社団法人日亜文化交流協会(国連NGO JACE)に入会(法人会員)したというご連絡を、JACEからいただいた。

能登の地方創生には、アジアを巻き込んだ国際的取組も必須だろう。いろいろなコラボのあり方を考えていきたい。

不動院重陽博愛居士
(俗名  小林 博重)

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