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「応援哲学」と「男の美学」

「悩む」こと、「考える」ことがあった。

なやみはつきないな
生きているんだもの
(相田みつを)

私が拘る、「美学」と「哲学」について考える。

「美学」とは、
1.美の本質、美的価値、美的現象などについて考察する学問。
2.美しさに関する独特の考え方や趣味。・・・「男の美学」

「哲学」とは、
"本質"を洞察することで、その問題を解き明かすための"考え方"を見い出す営み。
さまざまな物事の"本質"を捉える営み。
できるだけ、誰もが納得できる本質的な考え方。物事の本質を洞察することこそが、哲学の最大の意義である。

[哲学の奥義]
哲学の意味の半分は、答えのない問題を考えることであり、残りの半分に、もっと大事な哲学の本質がある。
それは、問題をとことん考え、そしてちゃんと"答え抜く"こと。
それは絶対の正解ではないが、それでもなお、哲学はできるだけ誰もが納得できるような"共通了解"を見い出そうと探究を続ける学問である。

人生70年生きてきて、ようやく私の"生き方スタイル"が出きつつある。
それは、生を「生前葬」で人為的に切って、「出陣式」を経て、新たな第二生として生まれ変わったことで、より明確に、"生き方スタイル"は固まってきたのだ。

[応援哲学]
1.援けに応えるのが、「応援」
2.応援は「キャッチボール」、「情けは人のためならず」
自分から相手に好球を投げること。投げたら好球が投げ返されてくる。援ければ、援けられる。まずは、giveから。takeはその後、付いてくる。Win Win。
3.相手を束縛しない関係。緩やかでも強固なチームワークをつくる。
4.肩組み合って、夢を追いかける。
5.自由闊達、天真爛漫なキャラクター。
6.仲間は皆んな、対等な関係。
7.黒子に徹する。
8.タモリの「友だちの友だちは皆友だち」の広がりを追求していく。
友だちの輪は無限に広がっていく。そして、その友だちの輪は、「友だちの和」になる。
Win Win Win・・・・・。
9.利己の本質を極めると、利他に近づく。自利利他、忘己利他。
10.因果応報、善因善果、悪因悪果。

それは、私なりの哲学的思索の具現化であり、私の「応援哲学」だ。そして、それは、私の「男の美学」でもある。
突き詰めた「哲学」は、美しく、それは「美学」なのだ。

その「哲学=美学」の原点に絶えず立ち戻って、自分の在りようを考えるようにしている。しかし、凡人である身にとっては、日々反省すること頻りだ。

中村天風師の「絶対積極」を思い起こす。
怒らない。
恐れない。
悲しまない。

あること、ちょっとしたことで、「怒る」ことがあった。こんなことで怒るとは情けない。
本質的でなくても、アンガーマネジメントで、「怒りをコントロールするスキル」を身に付けなければならない。

稲盛和夫さんの「6つの精進」を思い起こす。
1.誰にも負けない努力をする。
2.謙虚にして驕らず。
3.毎日の反省。
(利己の反省及び利己の払拭)
4.生きていることに感謝する。
(幸せを感じる心は、"足るを知る"心から生まれる)
5.善行、利他行を積む。
6.感性的な悩みをしない。

なかなかできない。頭では分かっているのだが。

私たちは、人とのつながりのなかで生きている。

We live on the lists.

人脈づくりの鉄則
1.最初から見返りを求めない。
2.自分が魅力的な人間になる。
3.自分から情報発信する。
4.礼儀やマナーを大切にする。
5.こまめに連絡する。
6.オンとオフを分けない。
7.聞き上手になる。
8.どんな人にも敬意を払う。

70歳になって、やっと確立しつつある、私の「応援哲学=男の美学」という「自分のスタイル」を、ぶらすことなく、絶えずその原点に立ち戻り、事を処していくことだ。

不動院重陽博愛居士
(俗名  小林 博重)


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