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目指すべき[重陽の会]のありよう

学生たちの応援団(大学生や留学生と企業との交流のサポート)として、平成26年1月にNPO OUEN Japanを設立した。
それが、学生たちを応援してくださる企業の皆さんの応援団になり、延いては、OUEN Japanに関わっている皆さんたちが手を取り合って、住み、働き、学ぶ、その地域の応援団になっていく。
そんなNPOになりたいと思っている。

とにかく、その根っこにあるのが、人間だ。全ては、人間の心が根っこにある。そんな思いで、[OUEN Japan 信念会]を開催している。

世の中にはいろいろな集まりがある。政治や経済の集まり、学校の同窓会、同期会等、そのベースにしっかりとした組織があって、その関係者が集まる。

私の場合、私はさまざまな集まりに首を突っ込んでいるが、主に関わっている団体と言えば、赤門鉄声会(東大応援部OB・OG会)、石川赤門会・群馬銀杏会(いずれも東大の地方同窓会)、金沢大学附属高校22回卒業生同期会くらいか。
安田信託銀行の同期会やOB・OG会は、銀行を21年勤めて中途退職したこともあり、その関わりはあまり積極的なものではない(やはり、何でも中途半端では、肥やしにはなっても根っこにはならないものだ)。

では、OUEN Japan はどうかと言えば、これは私が立ち上げたNPOであり、小林博重イコールである。OUEN Japan に関わる集まりには、私が関わっている主な集まりと比較しても、当然ながら特別な思いがある。

学生たちと企業の皆さんとの交流である[OUEN 塾]しかり、企業の皆さんの集まりである[OUEN 信念会]しかり。
そして、それに、女性経営者、経営幹部、その候補者たちの集まりである[重陽の会]が加わった。

全ての集まりは、究極的には、私たちが生活する地域を元気にして、私たちが幸せな人生を送る、Well-beingを目指している。

日本はまだまだ男社会である。やっとジェンダー平等を目指すというフレーズが違和感なく叫ばれ始めた。そのスタート台に立ったところだ。

私が勤めていたころは、仕事を終え退社して、よく同じ部署の上司や部下たちと飲みに行った。ほとんど男だった。そのことを何とも思わなかった。人ごとに関わる人事部でも、それは当たり前で、男女平等社会であるべきなのに、この銀行はそうではない、形はそうなっていても圧倒的に総合職は男性であり、事務職は女性。
女性に光を当てると言っても、生保レディの真似事の職域セールスだ。それに、私が課長として彼女たちの上司になった。人事部から新都心の新宿支店の課長になった。そんなことでお茶を濁していた。

もうそんな時代ではない。いろいろハンディがある女性が、彼女たちの思う人生を生きることができるように。専業主婦もいいが、その他にも多種多様な生き方があるだろう。
それで、日本がどんどん少子化になっても困るからその梃入れは、もっと深掘りする必要があるだろう。

[重陽の会]は50代、40代、30代、20代の、それぞれの人生を前向きに、自分らしく、生き生きと生きていく。昔のウーマンリブ運動のようではない。今の賢い女性たちはそれができる。
男と戦うのではなく、もっと賢く生きていく。男を騙し手玉に取るくらいな、それでいて、心は美しく、心は温かく、男女共同(共働・協働)社会のリーダーとしての"本当の目指すべき賢女"になってほしいと思う。

[重陽の会]は、一昨年11月に9名でスタートしたが、それが二桁になり、20名になり、どんどん増えていってほしい。

その精神は、やはり、3S-Spiritsだろう。

1.Service(社会貢献)
2.Sacrifice(活私奉公)
3.Study(人生修養)

社会のために尽くす。
己を活かして、人のために尽くす。
人生生涯修養の自己研鑽・人間陶冶の人生を生きる。

[重陽の会]は、そんな賢女の会になってほしい。

不動院重陽博愛居士
(俗名  小林 博重)

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