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懐かし給食メニュー

 皆さんにとって思い出の給食とは何でしょう?その土地でしか出されないご当地メニューが好きだった人もいるでしょう。家ではあまり食べられないものが好きだった人もおられるでしょうか。


 私は家でも食べられるシンプルな給食メニューが大好きでした。おそらく真っ先に誰からも声が上がらないような、地味なメニュー。そうひじきとかが大好物でした。献立にひじきがある時は、朝からソワソワ。昼ご飯の時間が、とにかく待ち遠しい。給食のひじきって家で食べるひじきより、わずかに味が濃かったと思います。ご飯と本当によく合って、さっと白ごはんがなくなっていました。


 小さい頃は何故だか分からないけど、あまり白ごはんが好きじゃなかったんですね。私にとって白ごはんを食べ切れるおかずは、とにかく貴重でした。そういえば混ぜご飯とかそういうメニューも大好きだった。やはり地味ですね。


 大人になってからは、白ごはん勿論もりもり食べられます。でもふと「あのひじきをまた食べたい」と思う事がいまだにあって。どうやったらあの味に近づけるんだろうか?あの味にはなかなか到達できそうにありません。作った給食のおばちゃんのみぞ知る味付け。


 お洒落なメニューより意外とシンプルなメニューの方が記憶に残りやすいのかな。素朴でじんわりする懐かしい味。再現するのもかなり難しいけれど・・・。給食のおばちゃんが作ったレシピ本欲しいです。まあまあ売れると思います。給食風なものを食べて、童心に帰りたい願望も多少はあるかも。


 今ではすっかりもう食べる事も無くなった給食。お昼に何も献立思い浮かばない時に、「ああ給食食べたい」と思うのは私だけ?知人に毎日職場で給食食べるという方がいて、少し羨ましい。その方教員では無いんですが、昼ご飯どこか給食センター等に業務委託されてるんでしょうかねぇ。


 いやはやバランスの取れたお昼を毎日食べれるのは良いな、とずぼらな私なんかは思うのでした。と同時に進化した最近の給食事情もチェックしたい。やたらと自分の中の好奇心もむくむくと湧き上がってきます。でも絶対最近のハイカラメニューを見て驚きつつも、「いや私たちの時だって中々のもんだぞ」とつい張り合ってしまいそう。


 給食にまつわる嫌な記憶もありながら、自分たちの世代の給食が一番最強って皆思ってますよね。


 


 

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