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<その7.5>これまた田んぼのインコ② (進展編)

翌、2022年10月2日の日曜日は、昨日より少し早い、5時20分に起きることにしました。この日の朝は、インコさんは2、3羽の鳥さん(※1)と田んぼにいて何かをつついていましたが、私が田んぼに足を1歩踏み入れたぐらいのところで、すぐに飛び立ってしまいました。

たいして接近してもいないこの距離で飛び立ってしまうのだとしたら、この子の捕獲にはかなり苦戦しそうだと、この時に思いました。

昨日Tさんにお会いしたとき、「最初に(Tさんが)ここに来た木曜日と、次の日の金曜日は何度も田んぼに降りてきていたけど、その時に追いかけてしまったことで、あまり降りなくなってしまったのかもしれない」と心配しておられたのですが、実際に、インコさんに警戒されてしまった面もあったのかもしれません。

インコさんがどこかに行ってしまったので、とりあえず、昨日餌を置かせていただいた場所を確認してみました。が、全く食べた形跡がないので、この子には、ホイホイも難しそうだと思いました(※2)。

朝早いので同じところにたたずんでいたらご近所の方に迷惑だろうと考えたこともあり、近隣を自転車で回ってみることにしました。そうしたら、割と近くのマンションの裏の空き地で、インコさんが、雀さん2、3羽と、地面をつついているのを見つけました。

その後、インコさんは、その近くの電柱にとまったり、マンション上階のベランダに飛んだりしていました。また見失ったと思ったら、別の方角の公園にいたこともありました。その公園にはハシブトガラスがよくいて、この時にもいたので、私はハラハラしました。


色的に、木の葉っぱと同化しやすい子



電柱好きっぽい
(電柱にいるときは1羽のことが多いです)


カラスの足跡が
たくさんの公園にも
インコさんは来ていた
(何事もなくてよかった(T_T))


インコさんは、その公園前にある会社の倉庫のようなところに行ったり、民家のお庭にお邪魔したりしていました。そういう時は、さすがに人の家の庭を覗くわけにはいかないので、遠巻きに見るだけで終わってしまいました。

お昼ごろ、この日もまたA市のほうに回って1時間ぐらいチラシのポスティングをしてから、帰宅して休憩しました。自転車のバッテリーは、やはり一度充電しないとだめでした。

お昼を食べて、昨日よりは早めに現場に戻ることにしました。現地に着いたら、既にMさん(※3)と、Mさんのご家族がいらしていました。

私は、「現段階ではこの子の捕獲は難しそう」と感じていましたが、Mさんから、私がいない時間に大チャンスがあったと伺いました。なんとなんと、Mさんがお水入れを持ってインコさんに呼びかけたところ、インコさんが降りてきて、手にもとまったそうです!しかもMさんのお宅のインコさんを連れてきて呼びかけたところ、そのインコさんのケージの上にもとまったそうです。

この日に関しては、その後チャンスがありませんでしたが、それを聞いて、何とかなるかもしれないと思い始めました。

帰り道の景色が
美しゅうございました

☆ ☆ ☆

※1 今となってははっきりとは思い出せないのですが、この時に一緒にいたのは確か雀さんじゃなくて鳩さんだったような…。

※2 すぐにターゲットに気が付いてもらえるような餌の置き場所さえ直感的にわかれば、どんな子でもホイホイできるのだと思いますが、私はそれがとっても下手なのです…。誰か本気で餌付けのコツを教えてください。

※3 この段階ではまだ、このインコさんがMさんのお探しの子かははっきりわかりませんでしたが、今思えば、本当に飼い主さんだから、インコさんが呼びかけに答えて降りてきたのかもしれません。

※※本ページトップの写真は、2022年10月2日の朝、現場に向かうときに撮影したお写真です※※

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